年明け初のADP雇用統計、利上げの指針になるか?

みなさん、おはようございます!

この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

昨日のポイント

  • 東京市場大発会は日経平均510円高
  • OPECプラス閣僚級会合で増産維持
  • ドル円が昨年高値を更新

昨日、東京市場は年明け大発会で株式市場がスタートし、前日の堅調な米株の流れを受けて日経平均は上昇。
一時530円高まで上昇し、510円高で引けました。
為替市場でドル高円安が進んだことも株価上昇の追い風となったようです。

ポンドマン
原油価格は底堅く上昇してるね!!
昨日注目されていたOPECプラス閣僚級会合では、現状の増産計画を維持(増産目標の日量40万バレルを維持)すると発表
一部では増産目標の上乗せが発表されるとの噂もあったので、現状の増産計画が維持されたことで原油価格は上昇しています。

ポンドマン
ドル円はファンドによる買い仕掛けが出ているとの噂があるね!
昨日の為替市場ではドル高円安が進み、ドル円は昨年高値を更新し116.30円まで上昇しています。
115.50円や115.60円には売りオプションが溜まっていましたが、買い圧力が強くストップをつけながらドル円は一気に上昇しています。

本日の注目経済指標

本日の指標

1月5日(水曜日)
17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)
22:15 USD ADP雇用統計
23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

1月6日(木曜日)
00:30 USD 原油在庫量
04:00 USD FOMC議事要旨(12月15日分)
10:45 CNY 財新サービス業PMI

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオン リスクオン
ドル円 レンジ レンジ 上昇
ユーロドル レンジ 下落 上値重い
ポンド円 上昇 上昇 上昇
ゴールド 上昇 レンジ 上値重い
ダウ 上昇トレンド 上昇 上昇

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

1)ADP雇用統計・FOMC議事要旨

ポイント!


FRBの利上げ時期は?

  • ADP雇用統計に注目!
  • FOMC議事要旨に注目!
  • 米金利に注目!

22:15 ADP雇用統計(予想:40.0万人)
04:00 FOMC議事要旨

本日発表のADP雇用統計は週末のNFP雇用統計の前哨戦として注目されています。
本日の雇用結果が予想を上回るようであれば、利上げ期待が高まり金利は上昇、ドル高が進む可能性を考えています。

ポンドマン
本日の発表でFRBの利上げ期待に変化があるかがポイント!
FRBの利上げ判断に雇用と物価があります。
現在の物価上昇の要因の一つとして、人手不足で人件費高騰があります。
なので、雇用状況は利上げ期待に大きく影響します。
NY市場後半ではFOMC議事要旨が発表されます。
12月のFOMCではテーパリングの加速が発表され、6月終了から3月終了に変更されました。
利上げの条件として雇用やインフレをどのように見通しているのか、議事要旨の内容に注目。
本日の雇用結果とFOMC議事要旨の内容を受けて利上げ期待に変化があるのかに注目したいと思います。

2)円安

ポイント!


円安警戒がでてくる?

  • 日銀や政府の発言に注目!

ポンドマン
円安が進みすぎると日本経済に悪影響があるからね

2015年6月にドル円が125.86円を付けたとき、黒田日銀総裁は衆議院議会で「実質実効為替レートを基準にすれば、現在のドル円レートは相当な円安水準であり、これ以上の円安水準はありそうにない」といき過ぎた円安を警告しています。
2015年6月時点の米ドル水準と現在の米ドル水準に違いがあるため、現在のドル円レートは116円付近ですが、実質実効為替レートを基準にすると現在の円は2015年6月時点の円安水準と変わらないくらいのレベルに達しています。

上記の点から、黒田日銀総裁から行き過ぎた円安警戒発言が出てくる可能性があり、円安警戒発言が出てくれば円高に振れる可能性があるので要注意です。

実質実効為替レートとは
普段目にする為替レートは、2国通貨間の為替レートです。
例えばドル円であれば日本の影響で円安が進んでもドル円は上昇するし、米国の影響でドル高が進んでもドル円は上昇します。
2国通貨間の為替レートを見ていても分からない、相対的な通貨の実力を計る指標として公表されたものが実効為替レート。
各国の中央銀行や国際決済銀行(BIS)が公表しています。

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:ADP雇用統計・FOMC議事要旨・円安警戒発言

ポンドマン
円安が進みすぎると警戒発言が出てくる可能性があるから注意が必要!

基本は買い目線。
利上げ期待と米国経済成長による米金利上昇と、日銀の緩和政策であるYCC(イールドカーブ・コントロール)による金利停滞で日米金利差が拡大し、ドル円は上昇するというのが基本の考え方です。

上記のように円安が進みすぎると円安警戒発言が出て、円高に進む可能性があるので注意しておきたいと思います。
また、昨日の円安はファンドによる買い仕掛けとの噂もあります。
仕掛けが終わり、多くの人が買い目線に変わったところを売り抜ける可能性があるので、調整下落には注意しておきたいと思います。

ユーロドル

売り目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:ADP雇用統計・FOMC議事要旨

ポンドマン
ユーロよりも米ドルの動向がユーロドルを左右すると見ています!

ユーロドルは売り目線。
昨日同様に米国経済は堅調に推移すると考えています。
その流れから米金利は底堅く推移し、米ドルも下支えされるのではないかと考えています。
このことからユーロドルの上値は重く、基本は戻り売り目線で考えています。

本日発表のADP雇用統計・FOMC議事要旨で利上げ期待が高まるようであればユーロドルは下落する可能性があり、利上げ期待が進まないようであればユーロドルが上昇するのではないかと考えています。
利上げ期待は米金利を確認することで見えてくると思うので、米金利を確認しながらユーロドルの戻り売りを進めたいと思います。

ポンド円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:円安警戒発言

ポンドマン
円安が進めばポンド円上昇の追い風に!

ポンドは買い目線で見ています。
利上げ期待が高まり、ポンドは底堅く推移しています。
ドル円同様に円安警戒発言が出て来ると、クロス円の上値を抑え、ポンド円の上値を抑える可能性があります。
要人発言に注意して、円安動向を確認しながら押し目買いしていきたいと考えています。

ゴールド

売り目線(2日〜1週間程度の目線)

ポイント:米金利

ポンドマン
金利が上昇すると金利を生まないゴールドは上値が重くなる!
米金利が上昇し、ドル高が進んだことで割高感からゴールドの上値を重くしています。
上昇したゴールドを戻り売りしていこうと考えています。
ただ、長期ではインフレが進み、インフレヘッジとしてゴールドが上昇すると考えているので、短期売りは無理をしないようにしようと思っています。
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