TitanFXのスプレッドを他社と比較!スプレッド確認方法も紹介

「約定力」「スプレッド」がトップレベルに優秀なでレバレッジ500倍のTitanFXについてご紹介します!

TitanFXの公式サイトを開くと、まず目に飛び込んでくるのが「業界最挟スプレッド」という自信満々の文字です。

ですが、果たして本当にTitanFXのスプレッドは「業界最挟」と名乗れるほど狭いのでしょうか?

この記事では、TitanFXのスプレッドが本当に狭いかどうか、他社と比較して検証していきます。また狭い場合は、その理由も考察していきます!

この記事で分かること
・TitanFXのスプレッドが他社と比較して狭いのか知りたい!
・TitanFXのスプレッドが狭い理由を知りたい!
・TitanFXのスプレッドの確認方法を知りたい!

TitanFXのスプレッドとは?

ドルと円がどちらに傾くかをイメージできる画像

TitanFXのスプレッド幅は、業界の中で狭い方だと言えます。

そもそもスプレッドとは価格差のこと

FX用語のスプレッドがどうやって決まるかを説明した画像

引用元:FX比較.TOKYO

スプレッドとは、「買い手と売り手の提示額の差額」の事です。

単位は「pips(ピップス)」が使われ、「1pips=0.01円(1銭)」で換算します。

スプレッドの計算

上の画像から、

①「ドルから円に換金したい(ドルを売りたい)人の提示額:106.982円」

②「円からドルに換金したい(ドルを買いたい)人の提示額:106.985円」

②ー①=106.985円ー106.982円
   =0.003円
   =0.3pips → スプレッド

となり、スプレッドは「0.3pips」となります。

また、スプレッドは通貨ペアによって表記が異なり、

  • 円が絡む場合:1pips=1銭=0.01円(少数点2桁目が1pips)
  • 円が絡まない場合:1pips=0.01セント=0.0001ドル(少数点4桁目が1pips)

としています。

スプレッドは業者によって設定に差があり、また取引数量に比例します。

つまり取引数量が多くなるとスプレッドも増え、取引数量が少なくなるとスプレッドも減ります。

結論:TitanFXのスプレッドは最挟だった(※銘柄による)

先に結論から申し上げますと、他社と比較した場合、TitanFXのスプレッドは公言通り「最挟」です。ただし、銘柄によります。

TitanFXが扱っている銘柄は「通貨」「貴金属」「CFD(株価指数)」の3つですが、その中で「最挟」だったのは「貴金属」「CFD(株価指数)」になります。

つまりスプレッド比較した結果は、

  • 「通貨」= 海外勢の中では「惜敗」
  • 「CFD(株価指数)」= 業界内で「最挟」
  • 「貴金属」= 狭い

となります。

TitanFX vs XM vs Axiory でスプレッド比較

 

ここではTitanFXと他社のスプレッドを比較する為に、以下のFX業者を選びました。選定したFX業者と選定理由は、以下の通りです。

FX業者名 選定理由
XM 国内において海外FX業者のシェアNo.1だから
Axiory ユーザーの間で「スプレッドが狭い」と定評があるから

「XM」は豊富なボーナス、手厚いサポートなどで国内人気No.1の海外FX業者です。その人気は、国内における海外FX業者の利用者の内、約7割がXMユーザーであるというデータもある位です。そのため、海外FX業者の代表として選定しました。

また「HotForex」は、ユーザーの間で「スプレッドが狭い」と定評がある事から選定しました。

比較条件として、スプレッドは各社の公式サイトに記載されている「スタンダード系口座」のスプレッドで比較します。業者によっては、公式サイトで「平均スプレッド」「最小スプレッド」の様に2種類記載している場合があります。その場合は「最小スプレッド」を採用して記載します。

比較銘柄は、以下の通りです。

比較銘柄
・通貨
・貴金属
・CFD(株価指数)

通貨のスプレッド比較

「TitanFX」「XM」「Axiory」の通貨スプレッドを比較しました。それぞれ、スタンダード系口座の最小スプレッドで比較しています。

通貨 TitanFX XM Axiory
USD/JPY 1.3pips 1.5pips 1.3pips
EUR/JPY 1.74pips 2.1pips 1.4pips
GBP/JPY 2.45pips 3.2pips 2.2pips
EUR/USD 1.2pips 1.6pips 1.3pips
GBP/USD 1.57pips 2.0pips 1.5pips

「TitanFX」のライバルになるであろう「Axiory」と比較してみたところ、ほぼ変わらない結果になりました。

通貨によって優劣が変わるので、使用感でいうと「TitanFX」と「Axiory」に大きな差はないと言えるでしょう。

一方で、「XM」とは大きな違いがあり「TitanFX」のほうが優勢という結果になりました。

貴金属のスプレッド比較

「TitanFX」「XM」「Axiory 」の貴金属のスプレッドを比較しました。それぞれ、スタンダード口座の最小スプレッドで比較しています。

貴金属 TitanFX XM Axiory
金(米ドル) 2.23 pips 3.5pips 2.5pips
銀(米ドル) 2.13 pips 3pips 3pips

貴金属の中で一番スプレッドが狭いのは、「Titan」です。よって貴金属の取引をしたい場合は、「Titan」がオススメです。

「XM」はスプレッドが大きいという結果となりました。

ただし、「Axiory」もスプレッドは小さく貴金属の取引はこの2社でも十分にアリです!

公式サイトで謳っている「業界最挟スプレッド」というのは、「貴金属」でも取引所トップレベルのようです。

重要ポイント
TitanFXとAxioryではスプレッドは変わらないし、どっち使ってもいいんじゃない?と思うかもしれませんがそれは違います。
実は、TitanFXはレバレッジ500倍に対しAxioryは貴金属のレバレッジ100倍に制限され大きなLotを持ったり、維持率を大きくして安全に取引する事が難しくなるのです。
効率よく増やしていきたいという方に対しては大きなメリットになるかもしれません!

ポンドマン
ゴールドなどのスプレッドはは基本的にあまり差がないけど、明確に差が出るのはいいね!

CFD(株価指数)のスプレッド比較

「TitanFX」「XM」「Axior」のCFD(株価指数)スプレッドを比較しました。それぞれ、スタンダード口座の最小スプレッドで比較しています。

指数 TitanFX XM Axiory
JPN225 8.2 ~ 9.2pips 24pips 9pi㎰
USA30

2.2 ~ 4.2pips

6pips 5pips
SP500 1.6pips 12pips 0.8pips
NDQ100

3.2pips

5pips 2.1pips

CFD(株価指数)の中でスプレッドが狭いのは、「TitanFX」「Axiory」です。”部分的には”どうやら公式サイトで謳っている「業界最挟スプレッド」というのは、「CFD(株価指数)」においても言える様です。

「XM」は、「TitanFX」に比べてスプレッドが広めでした。CFD(株価指数)を取引したい場合は、「TitanFX」もしくは「Axiory」で行いましょう。

レバレッジを考慮すると「TitanFX」が最適だと思います。

TitanFXのスプレッドが狭い理由

黒板にチョークで「Why」と「?」を書いてアンダーラインを引いている画像

スプレッドが狭い理由① LP(リクイディティプロバイダー)の公開

TitanFXのスプレッドが狭くなる1つ目の理由として、LP(リクイディティプロバイダー)会社を公開している点です。

リクディティとは「流動性」という意味で、LP(リクディティプロバイダー)を直訳すると「流動性提供会社」になります。

つまり、LPが多いとそれだけTitanFXに集まった注文をLP会社が反対注文として受けてくれる確率が高くなります。そうなると、ユーザーにとって有利な価格で約定しやすくなり、必然的にスプレッドが狭くなるのです。

言い換えるなら、ティッシュ配りのアルバイトを人がチラホラとしかいない田舎の駅前でするよりも、大勢の人が行き交う街中の駅前でした方が手っ取り早く終わるのに似ています。

スプレッドが狭い理由② ZeroPointテクノロジー

TitanFXのスプレッドが狭くなる2つ目の理由として、ZeroPointテクノロジーの採用があります。

「ZeroPointテクノロジー」とはTitanFXの独自システムの事で、これを駆使すると「ダークプール」での取引が可能になります。

「ダークプール」とは、市場に出る前に取引されるネット上の取引空間の事で、主に機関投資家(=資金源が豊富な銀行など)が取引する場所です。ここで取引されると市場で取引するのに比べ、スプレッドを狭くして取引する事ができます。

なぜなら機関投資家は、私たち個人投資家よりもはるかに多い金額で運用している為、注文量も多いからです。つまり、個人投資家の小資金の注文が「ダークプール」では約定しやすいのです。

スプレッドが狭い理由③ NDD方式

TitanFXのスプレッドが狭くなる3つ目の理由として、NDD方式の採用があります。

NDD方式とは、「No Dealing Desk(ノーディーリングデスク)」の略で「非相対取引」と呼ばれ、ユーザーからの注文を市場へそのまま出して注文を成立させる方式の事です。

TitanFXの場合、「スプレッドが狭い理由①」で解説した通り14社のLPがありますので、それらのLPが提示する価格の中から一番ユーザーの価格に近いものを選んでマッチング(注文成立)させます。

つまり、NDD方式であればスプレッドを狭くする事ができるのです。

NDD方式のイメージ
【NDD方式のマッチング】
ユーザーがドル円で「105.0円」で買い注文を出した場合

A社:105.2円で売り
B社:105.1円で売り → ユーザーの「105.0円」に一番近いので、注文成立♪
C社:105.3円で売り
D社:105.5円で売り
 
 
【NDD方式のスプレッド】
スプレッド=B社の売り注文価格 ー ユーザーの買い注文価格
     =105.1円ー105.0円
     =0.1円(10pips)

TitanFXのスプレッド確認方法

これまでTitanFXのスプレッドを実体験と共に紹介してきました。

ここでは、TitanFXのスプレッドの確認方法をご紹介します。 
スプレッドは常に更新されますので、できれば自分でご確認する事をオススメ致します。

【TitanFXのスプレッド確認方法】

手順①

TitanFX公式サイト」へアクセスします。

手順②

画面上部にある「お取引」をクリックすると、すぐ下に「取引商品」として「FX」「エネルギー」「貴金属」「CFD(株価指数)」が表示されます。

この中から、スプレッドを確認したい銘柄をクリックします。

手順③

例えば「手順②」で「FX」をクリックした場合、画面を下へスクロールしていくと、各口座タイプの「平均スプレッド」が確認できます。

まとめ

TitanFXは「通貨」「貴金属」「CFD(株価指数)」と多数銘柄を取り扱っていますが、その中で公式サイトの謳い文句である「業界最挟スプレッド」だったのは、「貴金属」と「CFD(株価指数)」となりました。

また逆に「通貨」においては、Axioryに惜敗という形になってしまいました。

ここ数年でゴールドなどを取引する人が多くなっている傾向があるので、「TitanFX」はそのような方たちに対して十分利用価値があるとおもわれます!

スプレッドも薄く、レバレッジも高い「TitanFX」を是非一度利用してみてください!
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