みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズとテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!
今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!
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- ご祝儀相場で日経平均上昇
- 英仏間で漁業権を巡り対立
週末に投開票が行われた衆議院選挙を自民党が大勝したことで、昨日の日本株式市場は大幅高!
日経平均は一時700円超の上昇となり、ご祝儀相場となりましたww
それに対して英国は、昨日トラス英外相が「フランスが漁業権について撤回をしなければ行動を示す」「フランスが(漁業権に関する)脅しをやめなければ、貿易で行動
ただ、英国がEUから離脱することで、英国は欧州各国による英国領海での漁業を禁止しました。
欧州各国は離脱協議で英国領海での漁業権を主張し、対立を続けています。
英仏の間で漁業権を巡り争いが勃発するリスクには注意しておきしょう!💦
本日の注目経済指標
11月2日(火曜日)
12:30 AUD 豪RBA理事会・政策金利・声明文発表
14:50 AUD デベルRBA総裁補佐発言
17:45 EUR イタリア製造業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
20:20 EUR エルダーソンECB専務理事発言
20:55 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
11月3日(水曜日)
06:45 NZD NZ雇用統計・失業率
10:45 CNY 財新サービス業PMI
本日の相場見通し
まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。
項目 | 長期(1カ月〜3ヶ月) | 中期(1週間〜1ヶ月) | 短期(~1週間) |
相場全体 | リスクオン | リスクオフ | リスクオン |
ドル円 | 上昇 | レンジ | レンジ |
ユーロドル | 下落 | レンジ | レンジ |
ポンド円 | レンジ | 上値重い | 上値重い |
ゴールド | レンジ | レンジ | 底堅い |
ダウ | 上昇トレンド | 上昇 | 上昇 |
それでは、本日のポイントについてみていきましょう!
本日のファンダメンタルズ注目点
本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!
(1)RBA理事会
国債買い入れ方法に変更があるのか?
利上げ期待は?
- 声明文でYCC(イールドカーブ・コントロール)に注目!
- 声明文で経済見通しに注目!
(2)NZ雇用統計
再度ロックダウンの影響は?
- 失業率に注目!
- 雇用者数の伸びに注目!
- 発表後のNZ金利とNZドルの動きに注目!
それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます!
国債買い入れ方法に変更があるのか?
利上げ期待は?
- 声明文でYCC(イールドカーブ・コントロール)に注目!
- 声明文で経済見通しに注目!
12:30 RBA理事会
✔️RBA理事会
注目度 | 高い |
織り込み度 | 資産購入で意見が分かれている |
バイアス | 豪ドル買いバイアス |
ポイント:YCC(イールドカーブ・コントロール)の取り扱い
3年債利回りが0.1%を超えたら、国債を買い入れて、金利を下げるとの方針を示していた豪州が
0.1%を超えても、国債を買い入れなかったから、金利高を容認したんじゃないか!って市場では思われてる!
YCCのターゲットの引き上げや国債買い入れ方法に変更があると豪ドル買いに繋がる可能性があります💦
※変更がなく、現状維持を強調した場合は売られる可能性あり
YCC(イールドカーブ・コントロール)のターゲット | 市場の反応 |
0.1%から引き上げ | 豪ドル買いで反応 |
ターゲットを撤廃 | 豪ドル買いで反応 |
0.1%のターゲットを維持 | 豪ドル売りで反応 |
YCC(イールドカーブ・コントロール)自体を撤廃 | 撤廃の内容で豪ドル買いと売りの反応で分かれる(国債購入を終了であれば豪ドルは急騰) |
2)NZ雇用統計
再度ロックダウンの影響は?
- 失業率に注目!
- 雇用者数の伸びに注目!
- 発表後のNZ金利とNZドルの動きに注目!
✔️ニュージーランド雇用統計
雇用者数予想:前期比0.4%
失業率予想:前期比3.9%
注目ポイント:雇用者数の伸びと失業率
ニュージーランドはゼロコロナを目指し、再度ロックダウンに突入したこともあり、雇用者数・失業率が悪化しているのではないかとの懸念があります。
今回の発表でNZドルとNZ金利がどのような動きをするかで、利上げ織り込み度などが見えてくると考えています!
指標結果 | 金利動向 | 値動きに関して |
雇用者数・失業率ともに強い | NZドル・NZ金利上昇 | 追加利上げ期待からNZドルの上昇余地あり |
雇用者数・失業率ともに強い | NZドル・NZ金利動かず | 追加利上げ織り込み済みでNZドルの上昇余地は少ない |
雇用者数・失業率ともに弱い | NZドル・NZ金利動かず | 追加利上げ期待が根強くNZドルの上昇余地がある可能性が高い |
雇用者数・失業率ともに弱い | NZドル・NZ金利大きく下落 | 追加利上げ期待を織り込みすぎていた可能性が高く調整された(新たなポジティブ要因が出れば下落した分を戻す可能性あり) |
このように、結果と値動きからNZドルの状況を確認したいと思います。
※発表時間が商いの少ない時間帯なので、値が飛ぶ可能性に要注意
※発表時間が商いの少ない時間帯なので、値動きを判断するのは午前中などある程度の値動きを見る必要あり
本日の通貨毎の分析
本日も各通貨ペア毎に見ていきます!
ドル円
買い目線(2日〜1週間程度の目線)
円安要因である原油高は、もう一時継続しそうな状況。
円安トレンドは継続しそうなので、ドル円は基本買い目線。
ただ、FOMCを控えていることから、様子見姿勢で動きづらい状況になると予想。
また、FOMC前のポジション調整の動きで急な値動き、要因のない動きが出てくる可能性があるので注意したいと思います。
下げたところ、113円台半ばくらいまで下げてくれると買いやすいと考えています!
ユーロドル
売り目線(2日〜1週間程度の目線)
ユーロドルは売り目線ですが、FOMCを控えていることから積極的に売っていくのは難しいと考えています。
ドル円同様に、FOMCを控えてポジション調整の動きが出てきて、要因のない変動が出てくる可能性があります。
大きく上昇し、1.700ドル付近まで上昇してくれると売りやすいですが、今の水準で積極的に売るのは難しいと考えています。
また、英仏漁業権問題に注目です。
英国とフランスの間で貿易規制などを発表する展開となれば、北アイルランド議定書や離脱協定の破棄などに繋がる可能性もあり、ユーロやポンドの売りようになる可能性があるので注意しておきたいと思います。
ポンド円
買い目線。(2日〜1週間程度の目線)
ポイント:英仏漁業権と北アイルランド議定書の問題
基本は利上げ期待のポンドと、燃料資源価格の上昇による円安トレンドで、ポンド円は上昇を予想しており基本買い目線です。
昨日の英外相の発言でポンドの上値を抑えていますが、このままフェードアウトするようであれば押し目買いのポイントにしたいと考えています。
ただ懸念材料として以下には注意しておきたいと思います。
・英仏漁業権や北アイルランド議定書などの問題
・燃料資源価格の下落
ポンド円の上昇要因となっている上記の要因に問題が出た場合は買い目線を撤回・変更したいと考えています。
ゴールド
ゴールド買い目線(2日〜1週間程度の目線)
FOMCや雇用統計を控えて様子見ムードが漂っており、ゴールドも動きづらい展開が続きそう。
米金利が上昇しにくくなっていることから買い目線でいますが、現状の動きづらいレンジ帯をどちらに抜けるかで方向性を考え直したい。
ゴールドが動き出した時の相関性を確認して考え直したいと思っています。
ゴールドの相関性
米金利
金利上昇 → ゴールド売り
金利低下 → ゴールド買い
リスクオン・オフ相場
リスクオン相場 → ゴールド売り
リスクオフ相場 → ゴールド買い
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