予想外のタカ派発言!本日のFOMCメンバー発言に注意!

みなさん、おはようございます!

この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

昨日のポイント

  • オミクロン株に対してのワクチン効果に懸念
  • パウエルFRB議長が予想外のタカ派発言
  • トルコリラが最安値更新

新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」に対して既存のワクチンでは効果が薄いと、モデルナのCEOが発言したことで感染拡大の懸念が広がりリスクオフが進みました。
日経平均は460円超の下落、欧米株価も下落しています。
また、規制強化から経済の後退懸念に繋がり原油の需要の低下に繋がり原油価格は下落、一時64ドル台まで下落し約3か月ぶりの安値をつけました。

ポンドマン
モデルナCEOの発言はどこまで正確な情報なんだろう・・・!?
米上院議会でのパウエルFRB議長の証言は、予想外のタカ派発言となりました。
「インフレ高進のリスクは高まった」「インフレの高まりが一時的との表現を止める時期がきた」「12月FOMCでテーパリングの加速に関して議論する」などとテーパリングの加速の可能性に言及し、利上げ時期の前倒し期待に繋がり米金利は上昇、ドル買いが進みました。
金利が上昇したことで株価は下落、ゴールドは下落しました。

ポンドマン
月末のロンドンフィキシングの動きも影響したみたいだね!
エルドアン大統領は追加利下げに積極的な姿勢を示したことでトルコリラが下落。
トルコ中銀の金融緩和スタンスが継続するとの見方が広がり、リラ売りが進み、トルコリラは対ドルでは一時13.9519リラ、対円では8.15円と史上最安値を更新しています。

本日の注目経済指標

本日の指標

12月1日(水曜日)
OPEC閣僚級会議
17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
18:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
22:15 USD ADP雇用統計
23:00 GBP ベイリーBOE総裁発言
23:45 USD 米製造業PMI(改定値)

12月2日(木曜日)
00:00 USD パウエルFRB議長発言(下院議会証言)
00:00 USD イエレン財務長官発言(下院議会証言)
00:00 USD ISM製造業景況指数
00:30 USD 原油在庫量
04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告)
09:30 AUD 豪貿易収支

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオン リスクオフ
ドル円 上昇 レンジ 底堅い
ユーロドル 下落 下落 上値重い
ポンド円 レンジ 上昇 底堅い
ゴールド 上昇 レンジ 上値重い
ダウ 上昇トレンド 上昇 上値重い

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

1)リスク要因

ポイント!

現在のリスク要因は?

  • オミクロン株のリスク
  • 米議会
  • トルコリスク

昨日からリスクオフが一気に進み、リスクオフがマーケットの中心となっています。
要因の大部分は新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」によるものだと思います。
オミクロン株のどの辺がリスクオフ要因となっているのか、リスクオフが後退する可能性はあるのか、その他のリスク要因はあるのかまとめます。

ポンドマン
どのようなリスク要因があるのか把握しておこう!

オミクロン株リスク

ワクチン接種が進み経済活動を再開してきましたが、感染拡大により行動規制が再開。
行動規制の再開は経済活動の低下に繋がりリスクオフという流れです。

ここでオミクロン株が感染力が高いということが先週分かったのですが、月曜日は楽観的に捉えられていました。
ただ昨日、モデルナCEOのワクチンの効果が薄いのではないかとの発言で、感染拡大懸念に繋がり、行動規制が強化され経済がさらに低下するのではないかとの懸念に繋がりリスクオフが加速しています。

なので、これからはオミクロン株に対するワクチン開発に注目が集まると考えられます。
また、昨日の発言はモデルナCEOの見解なので、ワクチンは有効との発言が出てきたときのマーケットの反応にも注目です。
製薬会社からの発言やヘッドラインに注目です。

効果・対応 その後の動向
オミクロン株に有効なワクチンの見通しが発表 リスクオフが後退
オミクロン株に対し既存のワクチンが有効
(信憑性が高いとマーケットが理解)
リスクオフが後退
オミクロン株に対し既存のワクチンが有効
(信憑性に疑念があるとマーケットが理解)
リスクオフ
オミクロン株に対するリスクがさらに発表 リスクオフが加速

 

ロックダウンや渡航規制、行動規制が発表されるとさらにリスクオフが進みそう!

 

米議会

議会での採決に注目

米議会は大規模予算案の採決や、債務上限引き上げの採決などが残っています

本日はパウエルFRB議長やイエレン財務長官の議会証言が予定されており、今回はコロナ対応の経済対策について、CARES法についての証言です。
予算に対しての証言よりも気になるのは、財源についてです。
もうすぐつなぎ予算の期限が切れ、債務上限問題についても上限が復活します。
再度、財源がリスクになるのではないか、財源についてどのような発言が出てくるかに注目です。

 

トルコリラ

トルコリラの下落により、トルコのデフォルト懸念が高まっている中、エルドアン大統領は未だに追加利下げに言及しています。
このことから、リラ安が進み、最安値を更新中です。。
リラ安が進めば、トルコ国債の償還・利払い額が増え、デフォルト懸念に繋がります。
トルコがデフォルトした場合、トルコ国債を多く抱えている欧州の銀行に飛び火し、今度は欧州リスクに繋がってしまいうため、トルコリラの下落に要注意です。

2)要人発言

ポイント!


米英の金融政策は?
米英の経済状況は?

  • 米議会証言に注目!
  • 英中銀(BOE)要人発言に注目!

12月には金融政策発表が控えており、その前にはブラックアウト期間になります。
今週はブラックアウト期間に入る前の週として、政策発表のヒントが出てこないか注目が集まっています。

✔️FOMCメンバー

00:00 パウエルFRB議長発言(上院議会証言)
00:00 イエレン財務長官発言(上院議会証言)

昨日はパウエルFRB議長から予想外のタカ派発言が出てきたことで米金利は上昇、米ドルは買われています。
本日も議会証言が予定されていて、昨日同様の発言が出てくるのではないかと予想しています。

無いとは思いますが、昨日の発言を否定するような内容が出てくると米金利は低下し、ドル売りが進むのではないかと考えています。
パウエルFRB議長とイエレン財務長官の発言には注意しておきたいと思います。

✔️英中銀(BOE)MPCメンバー

23:00 ベイリーBOE総裁

先日の英中銀(BOE)金融政策発表で予想外の据え置きが発表されました。
利上げに投票したのはラムズデンBOE副総裁とソーンダースBOE外部理事です。

本日はベイリーBOE総裁の発言が予定されています。
前回も利上げに前向きな発言をしていながら据え置きに投票したベイリーBOE総裁なので、どこまでマーケットが反応するのかわかりませんが、発言には注目しておきましょう!

 

3)米指標

ポイント!

米国の経済状況を確認!

  • ADP雇用統計に注目!
  • ISM製造業景況指数に注目!

米国は12月中旬にFOMCを控えて、テーパリングの加速に注目が集まっています。
テーパリングの加速の可能性が高まるかは経済状況が影響すると考えています。
本日発表のISM製造業景況指数やADP雇用統計の結果が良ければ、テーパリングの加速の期待は高まるのではないかと注目しています。

ポンドマン
週末の雇用統計の前哨戦、ADP雇用統計は特に注目!

ADP雇用統計

予想:52.5万人

米国は人手不足が問題となっているので、どこまで雇用者数を伸ばせるかに注目が集まっており、±10万人程度は乖離する可能性は考えています。
ただ、それ以上の乖離が出てきた場合は、大きく動く可能性があるので注意しておきたいと思います。

ISM製造業景況指数

予想:61.0

世界的にボトルネック(供給不足)が問題となっており、米国でも半導体をはじめ、部品の供給が遅れ完成品の製造が遅れています。
この影響が製造業に対してどこまで影響しているのか、また、燃料資源価格の上昇がどこまで影響しているのか注目です。

ただ、ISM製造業景況指数で50代後半より上の数字は、良い状況なので悪い場合でも反応は限定的ではないかと思います。

中長期で見るとドル買いなので、指標結果が悪くてドル売りが進んだ場合はイイ押し目になりそう!

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:リスク要因・議会証言

ポンドマン
113円から押し目買いを114円台後半で利確しようと思ってる!

基本は買い目線です。
113円台は買い場だと考え、利確のポイントは114円台後半を考えています。
リスク要因は要人発言で下落したところはしっかりと拾っていきたいと思います。

ユーロドル

売り目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:議会証言・トルコリラ

ポンドマン
トルコリラの下落が止まりません💦

ユーロドルは売り目線です。
ユーロは買い要因が見当たりません
昨日のパウエルFRB議長の発言でドル買いが強くなってきています。
ドル買い要因でユーロドルは下落すると考えています。
本日の議会証言に注目しておきたいと思います。

また、トルコリラの下落によるユーロ売りも出てくるのではないかと考えています。
トルコリラの下落に注目です。

ポンド円

買い目線(様子見)(2日〜1週間程度の目線)

ポンドは買い目線で見ています。
リスクオフの円買いが進みポンド円は下落しています。
ただ、ポンドは12月の利上げ期待で上昇していくのではないかと考えています。
リスクオフが後退する局面で買いたいと思っています。
本日発言予定のベイリーBOE総裁から利上げに関する発言が出てこないかに注目したいと思います。

ハト派の発言→反応は限定的
タカ派の発言→ポンド買い
発言内容と値動きに注目。

ゴールド

ゴールド買い目線(2日〜1週間程度の目線)

ポイント:リスク要因・米金利

ポンドマン
リスクオフ局面ではゴールド買いが進むので、金利が落ち着けばゴールド買いたいな!
昨日のパウエルFRB議長の発言で米金利が上昇。
米金利の上昇でゴールドが買われにくくなっています。
ただ、リスクオフ局面なのでゴールドは買われやすいのではないかと考えていることから、金利が落ち着いたタイミングで買いを入れたいと考えています。
金利が上昇し続ける場合は様子見したいと思います。
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