米国2年債入札に注目!リスク要因を知って対策をしよう!

みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

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昨日のポイント

  • トルコリラ最安値更新から反発上昇
  • 原油価格が2014年以来の高値

先週、予想以上の利下げをしたトルコ中銀、トルコリラは大きく売られ最安値を更新して週末を迎えていました。
週末23日にエルドアン大統領が欧米の大使を国外退去処分にしたことで、トルコと西側諸国の関係悪化が懸念されトルコリラはさらに売られて最安値を更新しました💦

その後、大使退去処分の要因となった人権問題などについて歩み寄る発言を表明し、大使の国外退去処分が回避されるとトルコリラは上昇。最安値更新からの反発上昇となっています。

ポンドマン
反発上昇したとはいえ、トルコリラは安値圏で推移...まだ買えないなぁ!
トルコリラは反発上昇していますが、リラ円で11.80円付近です。
先週の利下げを発表する前は12円台だったことを考えると、安値圏で推移していることには変わりありません。
国外退去処分で売られた分を戻しただけで、上昇トレンドに転換したわけではないと思います。
    

ポンドマン
原油価格はまた上昇、2014年以来の高値だって!
WTI原油価格は、2014年以来の高値85.40ドルまで上昇しています。
OPECプラスによる増産見通しが見えてこない、次のOPECプラスでも増産しないのではないかとの観測報道が原油価格の下支えとなっているようです!

本日の注目経済指標

本日の指標

10月26日(火曜日)
16:30 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
23:00 USD 米消費者信頼感指数・新築住宅販売戸数

10月27日(水曜日)
00:45 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
02:00 USD 米2年債入札
06:45 NZD NZ貿易収支
09:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオフ リスクオン
ドル円 上昇 レンジ 上昇
ユーロドル 下落 下落 上値重い
ポンド円 上昇 上昇 上昇
ゴールド レンジ 下落 上昇
ダウ 上昇トレンド レンジ 上昇

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

(1)リスク要因

ポイント!

イベントが少ないのでリスク要因に左右される?

  • 中国リスク
  • 燃料資源価格の上昇
  • 為替報告書
  • 北アイルランド議定書
  • パウエルFRB議長の再任

詳しい解説はこちら!

(2)経済指標

ポイント!

米金利は上昇?
豪州の引き締め期待は進む?

  • 消費者信頼感指数に注目!
  • 米国2年債入札に注目!
  • 豪四半期CPI(消費者物価指数)に注目!

詳しい解説はこちら!

 

それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます!

1)リスク要因

ポイント!

 

イベントが少ないのでリスク要因に左右される?

  • 中国リスク
  • 燃料資源価格の上昇
  • 為替報告書
  • 北アイルランド議定書
  • パウエルFRB議長の再任

ポンドマン
イベントが少ないときはヘッドラインで動くことが多いから急変に繋がりやすい!
今週は週後半にECB理事会や、米重要指標である米GDP(速報値)やPCEデフレーターが控えており、来週にはFOMCとビックイベントを控え、マーケットは様子見ムードが続いています。
本日の様子見ムードが予想され、方向感なく小動きになるのではないかと思います。
こんな時に注意しないといけないのがヘッドラインです。
小動きで油断しているときに、リスク要因によってヘッドラインが出てくると急にボラティリティが高くなり、急変動に繋がります。
こんな時にリスク要因を把握していると、対処しやすくなるのでどんなリスク要因があるのか把握しておきましょう!

中国リスク

中国のリスクは主に3つあります!

  • 中国恒大集団のデフォルトリスク
  • 電力不足
  • 米中貿易摩擦

中国恒大集団は、先月末よりドル建て債の利払いなどを支払えなくて猶予期間に入っています。
先日(23日)が最初の猶予期間期限切れでしたが、何とか支払いは出来たようです。
ただ、利払いはまだまだ残っているので、いつデフォルトしてもおかしくない状況なので、リスク要因として注意しておきたい。

電力不足問題も続いており、中国の一部の都市では計画的に停電するなどしています。
電力不足により景気の後退などが注目されています。
また、中国の電力不足は石炭価格に影響しており、当局は石炭価格の上昇を抑える為に介入しているようです。
電力不足問題が続くようであれば、燃料資源価格の上昇に繋がりそうです。

貿易摩擦に関しては、トランプ政権時に合意した貿易協定を中国側が順守していない、米国からの輸入額が足りていないと米中で協議しています。
協議が難航するようであれば、再度米中貿易摩擦に繋がり、米中対立に繋がる可能性があるので注目です。

中国リスクが浮上してきたときは上海総合指数や香港ハンセン指数が下落すると思うので注意しておきたい。

燃料資源価格の上昇

ポンドマン
中国だけでなく世界的に燃料資源価格の上昇が問題になっています!
燃料資源 上昇要因
石炭 中国の電力不足を起因とした燃料資源価格の上昇は、火力発電の燃料として石炭価格に影響しています
天然ガス 欧州では脱炭素(カーボンニュートラル)の為、二酸化炭素排出の少ない天然ガスにシフトすることで天然ガス価格に影響しています。
原油 OPECプラスでは原油価格の増産要請を断っていることから、原油価格は下落しにくい状況となっています。

燃料資源価格の上昇は運搬コストや燃料コストなど、コスト増に繋がり企業収益を圧迫、株価下落の要因に繋がります。
コスト増は商品価格に転嫁され、物価上昇に繋がり、購買意欲の低下に繋がり、景気後退の可能性に繋がります。
燃料資源価格の上昇リスクに注目しておきましょう!💦
米国がシェールオイルの増産や、米戦略石油備蓄(SPR)の放出などを行えば原油価格の下落に繋がり、燃料資源価格の上昇が一服する可能性があるのでヘッドラインに注目しましょう!

為替報告書

例年であれば10月中旬に発表されている為替報告書が未だに発表されていません。
中国や日本は監視リスト入りは間違いないと思われますが、操作国に認定されるのか注目です。
特に中国は注目です。

月末要因

今週は月末週ということで、仲値やロンドンFIX前後の動きに注目です。
特に週後半のロンドンFIX前は要注意です!

北アイルランド議定書

2016年6月に国民投票で離脱を決定し、2020年12月31日をもって英国はEUから離脱しましたが、英国と欧州では離脱に関する協議が未だに続いています。
離脱に関する協議をまとめたものの、北アイルランド(英国領)とアイルランド(EU加盟国)の国境に関する取り決めをまとめた北アイルランド議定書の改定について対立。
先週前半は欧州側から譲歩案が出てきていましたが、週末には協議決裂を感じさせる報道が出てきて、離脱協定の決裂に繋がる可能性が出てきています。
北アイルランド議定書に関する報道で、解決に向かえばポンド買い、決裂に関するような報道であればポンド売りに繋がると思うので、ヘッドラインに注目です。
パウエルFRB議長の再任
パウエルFRB議長は来年2月で任期満了となります。
バイデン大統領はパウエルFRB議長の再任に前向きですが、米議会ではパウエルFRB議長の再任に反対する声が上がってきています。
パウエルFRB議長が再任しないとなると次期FRB議長の有力候補はブレイナードFRBになります。
ブレイナードFRB理事は最もハト派とされる人物なので、ブレイナードFRB理事が次期FRB議長となれば利上げ期待は後退し、金利低下、ドル売りが進む可能性が高いと考えられます。
パウエルFRB議長の再任に関するヘッドラインに注目です。

2)経済指標

ポイント!

 

米金利は上昇?
豪州の引き締め期待は進む?

  • 消費者信頼感指数に注目!
  • 米国2年債入札に注目!
  • 豪四半期CPI(消費者物価指数)に注目!

26日23:00 米消費者信頼感指数
27日02:00 米2年債入札
27日09:30 豪四半期CPI(消費者物価指数)

ポンドマン
GDPや物価指標に比べると見劣りするけど、他にイベントないから動くキッカケになるかな!?
米指標は消費者信頼感指数に注目していますが、重要度・注目度としてはGDPやCPI(消費者物価指数)と比べると、次の次くらい重要度・注目度は下がってしまいます。
ただ、他に指標などがないので、動機付けになる可能性はあるので注意しておきましょう!
注目ポイントは指標後の米金利で、米金利が上昇するのか、下落するのかに注目。
その後には、2年債の入札もあるので、合わせて米金利に注目です。
✔️米消費者信頼感指数
予想:108.3

ポンドマン
明日午前の豪CPI(消費者物価指数)は金融政策に大きな影響を与えるから重要!
RBAが重要視している指標
  • 雇用統計(特に失業率と労働参加率)
  • 賃金上昇率
  • CPI(消費者物価指数)
今回はRBAが最も重要視している3点のうちの1つ、CPI(消費者物価指数)の発表です。
CPI(消費者物価指数)
予想:(前期比0.8%)(前年比3.1%)
※±0.1%は誤差の範囲内
RBAの物価目標の上限が3%なので、予想は目標上限を上回っています。
コロナ後ということで多少の上振れはあると思いますが、予想を大きく上回る結果となった場合は目標上限を大きく上回ることになってしまい、引き締め期待に繋がると思います。
予想を上回ると、豪ドル買いに繋がる可能性があるので要注目です。

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
米金利の動きに注目!?

ドル円はドル高要因と円安要因の組み合わせになっています。
円安要因は燃料資源価格の上昇による貿易赤字が要因となっており、このような実需の動きはトレンドになりやすいと考えています。
燃料資源価格の上昇が続く限り、円安トレンドは継続すると考えています。

ドル高要因としては、来年の利上げ期待ですが、すでに来年1回の利上げは織り込み済み。
2回の利上げ織り込みで金利が動いています。本日の消費者信頼感指数や2年債の入札で米金利がどのように動くのかに注目!

基本は中長期でドル円上昇なので、下げたところを買っていく方針で考えています。

ユーロドル

売り目線(様子見)2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
ユーロドル下げたけど買えてない・・・

ユーロドルは中長期で下落を予想。
基本は売り目線ですが、ECB理事会を控えていることから様子見で考えています。

昨日のユーロ売りは弱い経済指標、EU最大の経済国ドイツの景気見通しが弱いこと、ECB理事会でタカ派理事の辞任などが考えられます。
また、ECB理事会前の調整も出てきていると言われています。
調整の動きが出やすくなっているので、方向感が変わることがあるので様子を見たいと思います。

ポンド円

買い目線。(2日〜1週間程度の目線)

ポイント:北アイルランド議定書の問題

北アイルランド議定書の問題が再燃してこない限りはポンドは底堅く推移すると考えています。
※北アイルランド議定書の問題に関しては上記を参照ください!

また、クロス円は燃料資源価格の上昇による円安トレンドが出てくると考え、ポンド円は上昇と考えています。
このことから、下落したところはしっかりと拾っていきたいと思います。
※クロス円の円安トレンドはドル円を参照ください

ゴールド

ゴールド買い目線(2日〜1週間程度の目線)

本日はイベントが少なく、リスク要因に注目が集まります。
何事もない状況でゴールドは底堅く推移していることから、リスク要因が顕在化してきた場合はゴールドが上昇しやすいのではないかと考えています。

ただ、ゴールドの上昇が長続きするかと言えば、そこまでリスクオフが継続するようなリスク要因ではないので、上昇が取れた場合は細かく決済していきたいと考えています。

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