みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズとテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!
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- 自民党総裁選で新総裁に岸田氏が選出
- 商品市場で資源価格が下落
- ドル高が進みドル円は112円にタッチ
昨日は注目の自民党総裁選で岸田氏が新総裁となりました!
第1回目の投票で岸田氏と河野氏が決選投票になると、日経平均は下落。
海外投資家からの売りが進んだとも言われています💦
一部海外メディアからは、今まで通り派閥の理論で総裁が選ばれ、安倍・菅と変わらない首相を選んだなどと厳しい意見も出ています。
ただ、これから衆議院選挙も控えていることから、新政権のもと財政拡大していくのではないか、日経平均は上昇するのではないかと予想されています。
特に銀・プラチナ・パラジウムなどの下落が目立ちました。
中国の株価が大きく下落したことから、中国景気の後退が懸念されてのことだと思います。
中国の景気後退懸念、資源価格の下落などを要因にリスクオフが進み円高・ドル高が進みました。
円高よりもドル高のスピードが速く、クロス円は下落しているもののドル円は上昇!
ドル円は112円にタッチしました。
本日の注目経済指標
9月30日(木曜日)
15:00 GBP 英GDP(月次)(4~6月期改定値)
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)
16:10 JPY 黒田日銀総裁発言
16:55 EUR ドイツ雇用統計・失業率
18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)(速報値)
18:00 EUR ユーロ圏失業率
19:15 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)
21:30 USD 米4~6月期GDP(確定値)・新規失業保険申請件数
23:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
23:30 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
10月1日(金曜日)
00:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
00:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言(23年投票権)
01:30 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言(23年投票権)
02:05 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(22年投票権)
03:00 MXN メキシコ金融政策決定会合
03:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
04:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言(23年投票権)
08:50 JPY 日銀短観・日銀金融政策決定会合における主な意見
本日の相場見通し
まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。
項目 | 長期(1カ月〜3ヶ月) | 中期(1週間〜1ヶ月) | 短期(~1週間) |
相場全体 | リスクオン | リスクオフ | ややリスクオフ |
ドル円 | 上昇 | 上昇 | 下落 |
ユーロドル | 下落 | 下落 | 下落 |
ポンド円 | 上昇 | 上昇 | 上昇 |
ゴールド | 上昇 | 下落 | 下落 |
ダウ | 上昇トレンド | 上値重い | 上昇 |
それでは、本日のポイントについてみていきましょう!
本日のファンダメンタルズ注目点
本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!
(1)米議会・米ドル
政府機関の閉鎖やデフォルト懸念は?
米ドルの上昇は続くのか?
- 米議会で採決の予定、結果に注目!
- 要人発言多数で米金利の動向に注目!
- 経済指標の結果に注目!
(2)中国経済
中国経済の製造業は鈍化!
スタグフレーションの懸念は?
- 中国株価に注目!
- 資源価格に注目!
(3)欧州指標
ECBのハト派姿勢が継続するのか?
- フランス・ドイツの物価指標に注目!
- ドイツ雇用統計に注目!
それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます!
政府機関の閉鎖やデフォルト懸念は?
米ドルの上昇は続くのか?
- 米議会で採決の予定、結果に注目!
- 要人発言多数で米金利の動向に注目!
- 経済指標の結果に注目!
米議会
米議会で協議されている予算と債務上限の引き上げに関する法案に注目!
共和党は反対姿勢を変えていないので、民主党は政府機関の閉鎖を避けるために、年末までの予算部分だけをつなぎ予算として、独立して採決に挑む模様。
つなぎ予算が可決 | 政府機関の閉鎖は回避 |
つなぎ予算が否決 | 10月にも政府機関の閉鎖が懸念される展開となりリスクオフが進む可能性 |
ただ、つなぎ予算だけ独立させたことで、3.5兆ドルの経済対策予算や債務上限の問題は棚上げになります。
特に債務上限の引き上げができないとデフォルトの懸念は残ってしまいます💦
この辺りをどのように落としどころを見つけるのかにも注目です。
デフォルト懸念が高まれば、米金利は上昇し株価下落に繋がるので要注意しましょう!
要人発言の注目ポイント
本日も要人発言が多数予定されています。
なかでも注目は2022年の投票権を持つ、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁とブラード・セントルイス連銀総裁の発言に注目です。
マーケットは2022年にFRBが利上げするかに注目しているので、2022年の投票権を持つ要人発言からタカ派な内容が出てくると金利は上昇、ドルが買われる展開となるのではないかと考えています♪
経済指標
GDP改定値
予想:(前期比:6.6%)
新規失業保険申請件数
予想:33.5万人
GDPは改定値なので予想と結果は乖離しにくい。
ただ、その上で±0.2%以上の乖離が出た場合は注意が必要です!
FOMC後から続くドル高がどこまでいくのか注目されていて、ドル円は112円まできたことで一旦調整が入るのではないかと思われています。
経済指標が強かった場合に米ドルが買われにくくなってくると、上値が重く調整前の前兆となります!
また、一直線に上昇してきたので、弱い結果が出た場合は調整のキッカケとなりドル売りが進む可能性があります。
結果と値動きに注目です。
中国経済の製造業は鈍化!
スタグフレーションの懸念は?
- 中国株価に注目!
- 資源価格に注目!
本日発表された中国製造業PMIは予想を下回り弱い結果になりました。
また、好不況の基準となる「50」を下回り、中国製造業の今後は不景気になると予想している企業が多いようです。
電力不足が足を引っ張っているようです。
✔️電力不足
問題点 | 中国では電力不足から工場などが停止する状況が出てきています。 |
懸念点 | 製造業に影響し景気悪化につながる可能性が懸念されています。 |
影響 | 中国の製造業が後退することで資源価格の低下につながる。 中国の製造業が停止すると、サプライチェーンとして世界の製造業に影響する。 中国の景気後退は世界経済に影響する。 |
中国の製造業が景気後退懸念が出てくることで商品市場では非鉄金属が下落。
シルバーやプラチナ、パラジウム、鉄鉱石などが下落しています。
ただ、石炭や原油価格といった燃料系の資源価格は上昇しています。
- ハリケーン「アイダ」で被害にあったメキシコ湾岸の石油施設の復旧が遅れてる
- ワクチン接種が進み各国の規制が解除され、経済活動が再開してきている
- 貿易が再開してイッキに輸送が増えたことによる燃料需要が増えている
- 電力不足などによる火力発電用の燃料として需要が増えた
- 天然ガスは原油よりもクリーンということで代替燃料として需要が増えた
通常は景気が良くなっていくにつれて消費活動が盛んになり、物価が上昇していく。
スタグフレーションになると景気が後退して消費活動が控えられるのに、物価は上昇していくので、さらに消費活動が抑制され景気後退が進んでしまう。
※物価上昇を意味するインフレーションと景気停滞を意味するスタグネーションを組み合わせた造語
3)欧州指標
ECBのハト派姿勢が継続するのか?
- フランス・ドイツの物価指標に注目!
- ドイツ雇用統計に注目!
各国中銀が引き締め方向に舵をきる中で、ECBは緩和姿勢を継続していることでユーロは売られやすくなっています。
ドル高の影響も大きいですが、ECBのハト派スタンスの影響も大きいと思います。
本日発表の指標結果がECBのハト派スタンスをタカ派に変えることができるものなのか、指標結果に注目。
フランス・ドイツHICP(消費者物価指数)
ECBが注目している物価指標になります!
ECBの目標は2%だが、どこまで物価が上昇しているのか?
前年比で3%を超えてくるようであれば、ECBの引締め期待に繋がると考えています。
ドイツは4%予想が出ているので、予想通りもしくは予想以上の結果が出てくると、ドイツとしてはかなり引き締め圧力をかけてくると思います。
物価の上昇は一時的という見方なので、雇用状況の改善も引き締め期待の後押しとなります。
ドイツの雇用状況にも注意したいと思います。
本日の通貨毎の分析
本日も各通貨ペア毎に見ていきます!
ドル円
買い目線(2日〜1週間程度の目線)
ドル円は112円をタッチするほど、ほとんど押し目なく上昇しています。
経済指標の結果が弱いものだと調整売りが入る可能性があるので注意しましょう!
また、要人発言や議会での採決など材料は豊富なのでボラティリティは高くなると考えています。
中長期で買い目線なので、押し目を作る場面があれば買っていきたいと思います。
ユーロドル
売り目線(2日〜1週間程度の目線)
ユーロドルは1.1700ドルを抜けて大きく下落。
1.1600ドルの節目にきています。
欧州経済指標や米指標の結果で調整のユーロドル買いが出てくる可能性は注意しています。
ただ、ECBとFRBの政策スタンスの違いから、ユーロドルの下落はもう少し進むと考えています。
調整のユーロドル買いで上昇したところは追加で売りたいと考えています!
ポンド円
買い目線。(2日〜1週間程度の目線)
ポンドは底堅く推移し、利上げ期待が高まればポンド買いに動くと予想しています!
ただ、リスクオフで円高が進む可能性からポンド円下落の可能性を考えています。
様子を見ながら、ポンド円が上昇し始めたところを買っていきたいと考えています。
ゴールド
ゴールド売り目線(2日〜1週間程度の目線)
中国製造業の弱さは、工業製品の材料としてのゴールド需要の低下に繋がります。
米金利が上昇していることも合わせるとゴールドの上値が重いと考え、上昇したところを売り回転で考えています。
ポイントは米金利と商品価格です。
米金利低下はゴールド買い要因ですが、商品市場で非鉄金属が下落している場合は、ゴールドも下落する可能性があるので、現在は金利だけでなく商品市場も併せて確認することが重要です!
今Hotな通貨!!
中国のスタグフレーションが話題になっていますが、石炭と天然ガスに注目しています。
豪州は石炭と天然ガスを輸出する国なので、価格が上昇すると豪州の経済にとっては追い風。
しかも豪州産の石炭は不純物が少なく上質らしい...
中国向けに多く輸出していましたが、中国は米中貿易戦争の報復として豪州からの石炭輸入を大幅に減らしています。
そのせいで中国は石炭不足となり、火力発電にも影響が出て電力不足!
再度、豪州から輸入するようになれば豪ドル買いが大きく進むのではないかと注目しています!
最後に1つお願いしたい事があります・・・。
毎日相場の分析記事を書いています!1記事書くのに大体2〜4時間かかります。。
結構頑張って書いている記事で内容には絶大なる自信があります。
なので、見た方は【いいね】と【リツイート】をしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!
今のところ反応がよかったら毎日続けて行こうかなと思っています!
どうかよろしくお願い致します🙇♀️
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