そもそもスプレッドとは、英語で「広がり」という意味の名詞の事です。
FXにおいては、「買値」と「売値」の二つの値段の差の事をスプレッドと言います。

例えば、USDJPYを取引する時に、買値=111.608、売値=111.591、だったとしましょう。
買値と売値の二つの価格の間に差が出来ています。これが【スプレッド】です。
そしてこれは、取引をするトレーダーが支払う実質上の取引手数料となります。

では、なぜこれが手数料となるのかを説明いたします。
USDJPYを111.608円で買ったとします。
利益が出る為には、買った価格よりも高い値段で売らなければいけません。

【スプレッドがない場合】USJPYが
111.608→111.708へと価格が上昇すれば、買った価格よりも値段が上昇しましたので利益が出ます。

【スプレッドがある場合】USDJPYが
111.608→111.708へと価格が上昇しても、スプレッドとして買値と売値の間に0.017円の差がある為、売値は111.601となるので利益が出ません。

このようにスプレッドが大きければ大きい程、利益は出しにくくなります。

スプレッドが大きい→取引手数料が大きく、利益に繋がりにくい

おすすめの記事