みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズとテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!
今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!
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- ISM非製造業景況指数が予想を上回る
- 原油価格が上昇、2014年以来の高値更新
昨日発表のISM非製造業景況指数は予想を上回る結果が出てきたことで米金利は上昇!
内訳では一部雇用部分で弱い部分がありましたが、それでもコロナ禍からの回復が見て取れる内容となっています。
増産することで原油価格が下落すると期待していた分、予想が外れた原油先物市場ではWTI原油価格が上昇、昨日は2014年以来の高値を更新し一時79.5ドルまで上昇幅を拡大しています。
本日の注目経済指標
10月6日(水曜日)
中国市場休場(国慶節)
EUサミット(欧州首脳会議)
10:00 NZD RBNZ理事会・金融政策・声明文発表
16:00 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁発言
16:30 EUR ドイツ建設業PMI
17:30 GBP 英建設業PMI
18:00 EUR ユーロ圏小売売上高
21:15 USD ADP雇用統計
22:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
23:30 USD 原油在庫量
10月7日(木曜日)
00:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
本日の相場見通し
まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。
項目 | 長期(1カ月〜3ヶ月) | 中期(1週間〜1ヶ月) | 短期(~1週間) |
相場全体 | リスクオン | リスクオフ | リスクオフ |
ドル円 | 上昇 | レンジ | 底堅い |
ユーロドル | 下落 | 下落 | 上値重い |
ポンド円 | 上昇 | 上昇 | 上昇 |
ゴールド | レンジ | 下落 | 上値重い |
ダウ | 上昇トレンド | レンジ | 下落 |
それでは、本日のポイントについてみていきましょう!
本日のファンダメンタルズ注目点
本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!
(1)米金利
金利はどこまで上昇?
- ADP雇用統計に注目!
- 原油在庫量に注目!
- 米議会に注目!
(2)リスク要因
債務上限リスク?
スタグフレーションのリスク?
- 米国議会に注目!
- 商品価格に注目!
それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます!
金利はどこまで上昇?
- ADP雇用統計に注目!
- 原油在庫量に注目!
- 米議会に注目!
6日21:15 ADP雇用統計
6日23:30 原油在庫量
雇用者数が上昇するとの予想は以下からきています!
- コロナ失業給付金を貰った方が働くよりも効率が良い
- 子どもが休みで自宅にいるので働きに出られない1
- コロナ感染を警戒して復職していない
関連する発言が連日続いているので、発言にも要注意しておきましょう!
債務上限リスク?
スタグフレーションのリスク?
- 米議会に注目!
- 商品価格に注目!
✔️債務上限問題
米国議会では、バイデン大統領が共和党を批判。債務上限を巡って議論が続いています。
シューマー米上院院内総務(民主党)は本日の議会で債務上限案の採決を行うと発言しています。
債務上限案の採決で可決するのは難しそう...否決されればデフォルト懸念が進みそうです。
注意したいポイント!
格付け会社が格下げに関する発言をした場合は株価下落、ドル売りが大きく進む可能性があるので気をつけましょう!
あと今の所Xデー(デフォルト・政府予算が底をつく)とされているのは10月28日ごろと言われていますが、これが前倒しになりそうな予想が出てくると、一気にリスクオフが進むので気をつけたいと思います。
昨日も原油価格の上昇は続き、2014年以来の高値を更新しています。
原油価格だけでなく、天然ガスや石炭価格も急騰しており、燃料価格上昇がリスク要因として注目されています。
通常は景気が良くなっていくにつれて消費活動が盛んになり、物価が上昇していく。
スタグフレーションになると景気が後退して消費活動が控えられるのに、物価は上昇していくので、さらに消費活動が抑制され景気後退が進んでしまう。
※物価上昇を意味するインフレーションと景気停滞を意味するスタグネーションを組み合わせた造語
本日の通貨毎の分析
本日も各通貨ペア毎に見ていきます!
ドル円
買い目線(2日〜1週間程度の目線)
ユーロドル
売り目線(2日〜1週間程度の目線)
中長期でユーロドルは売り目線です!
ユーロドルの売りポジションを保有しながら、ユーロドルが上昇したところで短期的なユーロドルのショートを仕込んでいきたいと考えています。
ユーロ売りもありますが、ドル買い要因も強く、ユーロドル下落に繋がっています。
本日は米ドル主導でユーロドルが動く可能性があるので、米金利と米ドルに注目!
※米金利が動く要因はドル円参照
ポンド円
買い目線。(2日〜1週間程度の目線)
ポンドは買い目線でいますが、クロス円がリスク要因で買われる展開もあるので注意が必要です!
リスクオン(リスクオフの後退) → ポンド円上昇
リスクオフ → ポンド円下落orポンド円レンジ
リスク要因に注目しながら、ポンド円が下がったところを買っていきたいと考えています。
ゴールド
ゴールド売り目線(2日〜1週間程度の目線)
米金利が上昇したことでゴールドの上値が重くなっています。
原油価格の上昇など、金利上昇要因が多く、ゴールドの上値を抑えると考えています。
米金利が動くポイントには注意しておきましょう。
※米金利が動くポイントはドル円参照
もう一つ気をつけたいポイント
金利の低下はゴールド買いですが、債務上限問題がリスク要因の場合は金利が低下して、安全資産としてゴールドが買われる可能性があるので注意です!
※議会の動きには注目※
今Hotな通貨!!
✔️豪州のポイント
豪ドル売り要因
・経済のつながりが深い中国の景気後退
・利上げの先送り(織り込み済み)
・鉄鉱石価格の下落
豪ドル買い要因
・燃料資源の価格上昇(天然ガス・石炭)
・豪ドルが売られすぎ(IMM通貨先物ポジションで豪ドル売りが歴史的水準)
中国のスタグフレーションが話題になっていますが、石炭と天然ガスに注目しています!
豪州は石炭と天然ガスを輸出する国なので、価格が上昇すると豪州の経済にとっては追い風となります!
石炭は中国向けに多く輸出していましたが、中国は米中貿易戦争の報復として豪州からの石炭輸入を大幅に減らしています。
そのせいで中国は石炭不足となり、火力発電にも影響が出て電力不足!
再度、豪州から輸入するようになれば豪ドル買いが大きく進むのではないかと注目しています!
中長期で豪ドル買いは面白いポジションになりそうです!
最後に1つお願いしたい事があります・・・。
毎日相場の分析記事を書いています!1記事書くのに大体2〜4時間かかります。。
結構頑張って書いている記事で内容には絶大なる自信があります。
なので、見た方は【いいね】と【リツイート】をしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!
今のところ反応がよかったら毎日続けて行こうかなと思っています!
どうかよろしくお願い致します🙇♀️
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