【11月4日】ポンドのボラに気を付けろ!4半期に1度の重要なBOE回!

みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

昨日のポイント

  • 米指標はそろって強い結果
  • 原油在庫量は予想以上の積み増し
  • FOMCは予想通りのテーパリング開始
  • トルコCPI(消費者物価指数)が発表

昨日発表されたADP雇用統計は予想を上回る結果となり、週末の雇用統計に期待が集まる状況になっています💦
ISM非製造業景況指数は予想を上回り、過去最高の数字となっています!

米エネルギー情報局が発表する週間在庫統計で、原油在庫量は予想以上に積み増しされていて需要が落ち着いてきているのではないかとの観測から原油価格は下落。
一時80ドルを割り込む展開となっています。

ポンドマン
FOMCは昨日の予想通り発表後にSell The Factの動きが出たね!
FOMCでは事前の予想通りテーパリングの開始が発表されました。
現在、国債買い入れ月額800億ドル+MBS月額400億ドルで合計1200億ドルの量的緩和を実施しています。
今回のFOMCで発表された内容は、この1200億ドルを月額150億ドルづつ(国債買い入れ月額100億ドル+MBS月額50億ドル)減額していくことを決定しました。
11月から減額していくので予定では来年6月で終了することになり、事前に言われていた来年半ばまでに終了と変わらない内容なので、大きな値動きには繋がりませんでした。
    

ポンドマン
エルドアン大統領の死亡説が出てきてトルコリラが一時下落・・・
トルコではCPI(消費者物価指数)が発表され、前年比19.89%(前月は19.58%)と先月よりも物価上昇が進みました。
ただ、変動が激しいエネルギー価格などを除いたコアCPI(消費者物価指数)は16.82%(前月は16.98%)と前月よりも若干低下しました。
トルコ中銀はコアCPI(消費者物価指数)を重要視しているので、トルコ中銀の利下げを正当化する要因となるのではないかと思います。
また、昨日はエルドアン大統領の死亡説や重症説などの噂が流れ、トルコリラが最安値圏まで売られました。
ただ、噂を否定されるとトルコリラは買い戻されています!

本日の注目経済指標

本日の指標

11月4日(木曜日)
OPECプラス閣僚級会合
09:30 AUD 豪貿易収支
17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)
20:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
21:00 GBP 英中銀(BOE)政策金利・声明文・MPC投票配分・インフレーションレポート発表
21:30 USD 米失業保険申請件数・貿易収支
21:30 CAD カナダ貿易収支
22:00 EUR ラガルドECB総裁発言
23:00 EUR エルダーソンECB専務理事発言

11月5日(金曜日)
02:50 GBP カンリフBOE副総裁発言
03:15 EUR シュナーベルECB専務理事発言
09:30 AUD 豪RBA四半期金融政策報告

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオフ リスクオン
ドル円 上昇 レンジ 上昇
ユーロドル 下落 レンジ 下落
ポンド円 レンジ 上昇 上昇
ゴールド レンジ レンジ 上値重い
ダウ 上昇トレンド 上昇 上昇

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

1)英中銀(BOE)Super Thursday

ポイント!

利上げは実施されるのか?
次回利上げに繋がるヒントはあるのか?
英国の経済見通しは?

  • 金融政策発表と声明文に注目!
  • MPCメンバーの投票配分に注目!
  • インフレーションレポートに注目!

4日21:00 FOMC金融政策・声明文発表

✔️英中銀(BOE)Super Thursday

注目度 高い
織り込み度 利上げ6割 据え置き4割
バイアス 特になし

ポイント:利上げの有無・利上げ票数・利上げと経済の見通し

ポンドマン
今回の英中銀は見どころ多数で難しい動きになりそう・・・💦

今回は金融政策と同時にインフレーションレポートが発表される重要な回「Super Thursday」となっています。

インフレーションレポートとは?!
英中銀が四半期に一度(2月・5月・8月・11月)発表する、物価と経済見通しをまとめたもの。
MPC(英中銀金融政策会合)と同時に発表されるため、政策決定に大きな影響を与える。
急ぎの政策変更でない場合はインフレーションレポートを確認して政策変更することが多いことから、インフレーションレポートが発表される2月・5月・8月・11月のMPC(英中銀金融政策会合)は「Super Thursday」と呼ばれ注目されている

✔️政策金利

ポンドマン
現在0.1%の英中銀が利上げするかに注目が集まっています!

一時は11月の会合で0.15%利上げ、12月の会合で0.25%利上げ、年2回の利上げを織り込む展開となっていましたが、現在は年1回利上げくらいまで織り込み後退しています!
今日の利上げ確率も6割くらいまで下がっているので、利上げを発表しても、据え置きを発表しても、ポンドは動くと思われます。

✔️MPC(英中銀金融政策会合)投票配分

ポンドマン
政策変更が微妙な時期だけに、政策判断をしているMPCメンバーの投票配分でポンドが動きそうです!

MPC(英中銀金融政策会合)は英中銀の議長副議長主席エコノミストなど中銀メンバーに外部理事を加えて、計9名で政策を決定します。
MPCメンバーである9名は投票(多数決)をして政策決定をしますが、金融政策と同時に投票配分も発表されます。
なので、「9:0」で据え置きなのか、「5:4」で据え置きなのかは、同じ据え置きでも内容が違うため、ポンドの動きに大きく影響してしまいます。
※前者の場合、利上げ票が無かったことで利上げが遠いと判断され、ポンド売りに繋がります

 

✔️利上げ見通し

ポンドマン
声明文や記者会見、インフレーションレポートの内容から、利上げの期待がどこまで進むのか注目です!

インフレーションレポートで物価上昇がどこまで続くのか、物価高が続くようであれば利上げ期待に繋がります!
また、声明文や記者会見でも物価高を懸念するような内容が出てきたり、引き締めよりも利上げを優先するなどの発言が出てくると利上げ期待に繋がります♪
利上げの時期や回数が見えてくるようであれば、ポンド買いに繋がるのではないかと注目しています!

今回のSuper Thursdayは、初動は利上げの有無やMPCメンバーの投票配分で動くのではないかと見ています!
その後声明文やインフレーションレポートの内容で動くという展開が予想されます!!
しかも、それぞれが逆に動く可能性もあり、行って来いになったり、上昇しっぱなしになったりと、方向性を見極めるのが難しい回となりそうです💦

2)原油価格

ポイント!

追加の増産はあるのか?
原油価格の動きは?

  • OPECプラス閣僚級会合に注目!
  • 米戦略石油備蓄(SPR)に注目!

昨日の週間在庫統計で原油在庫量は予想以上に積み増しされており、原油価格は下落しています。
ただ、WTI原油価格で80ドル台をキープしており、原油価格の高騰懸念は無くなっていません。
本日のOPECプラス閣僚級会合会合の結果で原油価格が大きく動く可能性があるので要注目です。

✔️OPECプラス閣僚級会合
原油の供給でカギを握っているのが、OPECにロシアなどOPEC非加盟の産油国を加えたOPECプラスです!
OPECプラスに対して原油の増産を要請していますが、今の所、増産には消極的な姿勢です💦

原油の現状
コロナ後、一旦マイナス価格まで下落するほど需要がなくなった原油は大きく減産しました💦
その後、OPECプラス閣僚級会合で需要に合わせながら増産について協議し、増産計画を作っています。
原油価格が高騰している状況でも、OPECプラスは追加で増産はせずに計画通りの増産にとどめています・・・
本日OPECプラス閣僚級会合が開催されますが、追加の増産が発表されなければ一段の原油価格上昇に繋がる可能性があります。
逆に追加の増産が発表されれば原油価格の上値を抑えてくれる可能性があるので注意しておきたいと思います。

✔️戦略石油備蓄(SPR)

ポンドマン
戦略石油備蓄(SPR)とは、米国が石油不足で経済に大きな影響が出ないように備蓄してある石油のことです!

原油価格が上昇し続けると米国経済に大きく影響するので、原油価格を抑える必要があります💦
米国はOPECプラスに対して増産要請をしていますが、OPECプラスが増産しなかった場合は戦略石油備蓄(SPR)を放出する可能性があります。
戦略石油備蓄(SPR)を放出すれば、原油価格は下落するので注意しておきましょう!

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
FOMCを控えているから様子見姿勢が強くなりそう!

円安要因である原油高は、もう一時継続しそうな状況だね💦
円安トレンドは継続しそうなので、ドル円は基本買い目線でいる!
OPECプラス閣僚級会合の結果で原油価格が80ドルを割り込み、下落していくようであれば円安トレンド終了の可能性があるので注意しておきましょう!

FOMCの結果から米金利が底堅く推移すると見られ、米ドル売りは出にくいのではないかと考えています。
米ドル買いも出にくいかもしれませんが...
なので、ドル円はレンジを形成すると考え、113円ミドルで買い、114円より上で決済というレンジトレードを考えています。

ユーロドル

売り目線2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
FOMCの結果を確認して、取引を考えよう!

ユーロドルは売り目線ですが、当面はレンジで動く可能性を考えています!
1.1700ドル付近まで上昇したところを売る戦略で考えています。

明日、雇用統計を控えているので、ポジション持越しは避けた方がいいかもしれません!

ポンド円

買い目線。(2日〜1週間程度の目線)

ポイント:Super Thursdayの結果次第

基本は買い目線でいます!
ポイントは利上げの有無と次回利上げの可能性。

・利上げ+次回利上げの可能性示唆 → 買い戦略
・利上げのみ → Sell The Factの可能性を考えて、下落したところを買い戦略
・据え置き+次回利上げの可能性示唆 → 下落が落ち着いてから買い戦略
・据え置きのみ → 様子見

上記に加えてインフレーションレポートの経済見通しによって戦略が変わる可能性がありますが、基本は買い場を探そうと思っています。

英仏漁業権問題に火が着き、制裁合戦などに発展するとポンド売りになるので、英仏漁業権問題に火がつかないかだけ注意しておきましょう!

ゴールド

ゴールド売り目線(2日〜1週間程度の目線)

昨日のFOMCで金利は1.6%台まで上昇しています。
1.7%台まで上昇余地があると考えており、ゴールドの上値を抑えると考えています!

明日、雇用統計が控えているのでポジションの持越しは控えて、上昇したところを売り戦略でいきたいと思います!

ゴールドの相関性

米金利
金利上昇 → ゴールド売り
金利低下 → ゴールド買い

リスクオン・オフ相場
リスクオン相場 → ゴールド売り
リスクオフ相場 → ゴールド買い

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