みなさん、おはようございます！
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズとテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです！
今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います！
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昨日の相場まとめ
- 中国不動産大手「中国恒大集団」が利払い不能になりリスクオフ
- ジョンソン英首相による内閣改造期待からポンドが底堅く推移
- 指標結果と原油価格上昇でカナダドル上昇
昨日、「中国恒大集団」という中国の大手不動産会社が利払いできないと発表があり、中国株は下落しリスクオフが進みました。
中国恒大集団財務危機､
マンション価格が大幅に下落する中にあっては、資産も収益もがた減りで、株価はすでにピーク時から85％下落、
投資家はすでに手遅れ、もう抗議することしかできない､金が戻ってくるのはかなり難しいpic.twitter.com/wt3ABW8myz— Alan～速報～🇯🇵🇲🇳🇺🇸 (@MogolianAlan) September 13, 2021
本日の注目経済指標
9月16日(木曜日)
17:00 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
21:00 EUR ラガルドECB総裁発言
21:30 USD 米小売売上高・フィラデルフィア連銀製造業景況指数・新規失業保険申請件数
本日の相場見通し
まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。
| 項目 | 長期（１カ月〜３ヶ月） | 中期（１週間〜１ヶ月） | 短期（～１週間） |
| 相場全体 | リスクオン | リスクオン | リスクオフ |
| ドル円 | 上昇 | レンジ | 上昇 |
| ユーロドル | 下落 | レンジ | 上値重い |
| ポンド円 | 上昇 | レンジ | 下落 |
| ゴールド | 上昇 | 上昇 | 下落 |
| ダウ | 上昇トレンド | 上昇 | 下落 |
それでは、本日のポイントについてみていきましょう！
本日のファンダメンタルズ注目点
本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます！
（１）リスクオフ
中国によるリスクオフは進むのか？
その他のリスク要因は無いのか？
- 中国不動産バブル崩壊によるリスクオフ
- 米議会予算協議・法人税増税・債務上限問題
- コロナ感染拡大とサプライチェーン問題による景気後退
- 中東・アフガン問題
（２）米金利
FOMCを控えて米ドル・米金利の動向に注目が集まる！
- 指標結果は？
- 予算・増税・債務上限問題が影響！
- 日米金利差にも注目！
それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます！
中国によるリスクオフは進むのか？
その他のリスク要因は無いのか？
- 中国不動産バブル崩壊によるリスクオフ
- 米議会予算協議・法人税増税・債務上限問題
- コロナ感染拡大とサプライチェーン問題による景気後退
- 中東・アフガン問題
マーケットはリスク要因に注目しており、リスクオン・オフがマーケットを左右する展開となっていますすね！
✔️リスク要因
中国不動産バブル崩壊 → リスクオフ＋欧州株価下落
注目度が高くなっており、ヘッドラインに一喜一憂する展開が予想されます。
中国恒大集団の倒産・解体などのヘッドラインが出てくるとリスクオフ、中国当局が助け舟を出すようであればリスクオフ後退につながる可能性が大きい。
米議会予算協議・法人税増税・債務上限問題 → 米株下落＋米金利＋リスクオフ
予算協議で減額の話が出てくると、財政支出期待が後退して株価下落。
法人税減税が進むようであれば、企業の税負担が増えて利益減が予想され株価下落。
債務上限が引き上げられれば政府予算が底をつく懸念が後退してリスクオフは後退、ただ債務上限の引き上げ協議がもつれると予算が底をつく懸念が進みリスクオフ。
コロナ感染拡大とサプライチェーン問題による景気後退 → 株価下落＋リスクオフ
東南アジアなどで感染拡大すると、部品工場が閉鎖して、先進国に輸出する部品が滞り、完成品を作ることができず景気後退。
感染者が増えてくると渡航制限やロックダウンに繋がる可能性があり、規制が出てくればリスクオフに繋がる。
中東・アフガン問題 → 原油価格に影響＋リスクオフ
中東イランやサウジ、イスラエルなどの小競り合いは続いており、石油施設への攻撃、タンカーへの攻撃は注意しておきたい。
石油施設への攻撃が行われた場合は、原油価格が上昇する可能性があり、原油価格が上昇した場合はインフレ上昇に繋がる可能性があり、株価下落につながる可能性がある。
アフガン問題は一旦落ち着き始めているが、タリバン政権が国際社会から認められるかに注目が移っている。
国際社会に認められなければ、凍結されてる資産は使えず、経済活動ができないことから資金難から崩壊につながる。
当然崩壊する前に過激な行動に出る可能性があるの、タリバン政権と国連の駆け引きに注目したい。
リスクオフが進むと債券利回りは低下、円高・フラン高・オセアニア通貨安に繋がり、安全資産としてゴールドが上昇しやすくなる。
FOMCを控えて米ドル・米金利の動向に注目が集まる！
- 指標結果は？
- 予算・増税・債務上限問題が影響！
- 日米金利差にも注目！
本日は21:30に米指標が集中しています！
指標発表で米金利が上昇するのか、下落するのか注目しましょう！
米小売売上高（予想：前月比-0.8％）
フィラデルフィア連銀製造業景況指数（予想：18.8）
新規失業保険申請件数（予想：3.3万人）
※指標が重なるので、強弱入り混じる展開となる可能性もあり。
※米金利が低下しても、同じだけ日本の金利が低下すると、ドル円には影響が出にくいので、米金利の上昇・下落だけではなく、日本の金利と併せて見ることが重要です！
経済指標だけでなく、米議会の内容でも金利は動く可能性があります。
米議会の注目点は上に書いてあります〜
ドル円
買い目線（様子見）（2日〜１週間程度の目線）
ポイントは日米金利差とリスクオフ
買い目線ではあるのですが、リスクオフが進むと109円割れの可能性があります。
109円くらいまでは拾って買いたいと思っていますが、リスクオフが大きく進むようであれば様子見に転換する可能性は考えている。
ユーロドル
売り目線（2日〜１週間程度の目線）
ポイントはリスクオフと独伊金利差
ユーロドルの上値は限定的だと考えています。
リスクオフが進むとドル買いが進み、ユーロドルの下落に繋がると見ています。
ドイツ金利が少し上昇しています。
ドイツとイタリアの金利差が縮小するとユーロ買い、金利差が拡大するとユーロ売り相関があるので確認しています。
ポンド円
売り目線。（2日〜１週間程度の目線）
ポイントはリスクオフ
ポンド単体での方向感は出にくい状況が続いており、リスクオン・オフによる円買い・円売りが主導する展開を予想しています。
リスクオフが継続すると予想し、ポンド円は下落を予想していますが、リスクオフが後退すると巻き戻しの上昇があるので気をつけようと思っています！
ゴールド
ゴールド買い目線（2日〜１週間程度の目線）
リスクオフのゴールド買い継続。
リスクオフは継続すると予想。
特に中国リスクの場合は、中国株から安全資産である金に避難するのではないかと注目しています！
ただ、米議会による米金利の動きには注意しておきましょう！
金利が低下、ドル安が進むとゴールドが上昇しやすくなるので、要チェックです！
今Hotな通貨！！
原油価格に注目しながら、カナダドル売りが面白い！
特にリスクオフが進んでいるので円との組み合わせ、カナダドル安とリスクオフの円高を組み合わせると面白い！
カナダドルの上値は重たいので、上昇しても限定的な場合が多い！
カナダドル売り要因
- 原油価格の頭打ち
- 先日の金融政策で失望売り
- リスクオフ
原油価格の上昇が終わると、カナダドルはすぐに下落するのではないかと考えています！
今の原油価格の上昇は、ハリケーンの影響からくるもので、石油施設に大きな被害が出ない限りはすぐに下落し始めるのではないかと考えています。
また、OPECの見通しではコロナの影響で需要は低下するとの見通しが発表されていることから、上昇余地も少ないと考えています。
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結構頑張って書いている記事で内容には絶大なる自信があります。
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今のところ反応がよかったら毎日続けて行こうかなと思っています！
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