各国でPMI発表!大きな動きにつながる可能性あり!

みなさん、おはようございます!

この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

昨日のポイント

  • ドイツでコロナ感染拡大
  • 次期FRB議長にパウエルFRB議長が再任指名
  • 原油価格が底堅く推移

昨日、メルケル首相がドイツのコロナ感染状況を「これまでよりも酷い状況」と発言したことで、ドイツでも新たな規制が発表されるのではないかという憶測が広がりユーロ売りが進みました。

ポンドマン
ドイツだけでなく、欧州のコロナ感染拡大は凄いね!
マーケットの注目点だった次期FRB議長にパウエルFRB議長が再任指名されました。
また、副議長にブレイナードFRB理事が指名されました。

超ハト派のブレイナードFRB理事ではなく、ややハト派のパウエルFRB議長が指名されたことで米金利は上昇し、ドル高が進んだことでゴールドや原油価格など、ドルで取引される商品は割高感が出て大幅下落!

ポンドマン
ゴールドの下落は凄かったなぁ...
戦略石油備蓄(SPR)放出を検討するとした米国は、日本や中国、インド、韓国にも戦略石油備蓄(SPR)の放出を求めてましたが、昨日バイデン大統領は国家石油備蓄を放出するタイミングについては決まっていない」と発言。
パウエルFRB議長が再任指名されドル高になり割高になったことと合わせて原油価格の下落に繋がりました。
ただ、その後OPECプラスは国家石油備蓄放出なら計画を調整する可能性があると報道されたことで、原油価格の下支えとなり75ドル台で底堅く推移しました。
戦略石油備蓄
オイルショックや戦争などで、石油の供給が止まってしまうと国家運営に大きな影響が出ていまい、最悪の場合は生命に危機を与えてしまうことから、国が石油を一定量石油を備蓄するようにしています。
今回のような石油価格が上昇している状況で経済に影響を与えそうな場合、石油備蓄を放出することで石油価格を安定させる。
本日の指標

11月23日(火曜日)
17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
20:00 GBP ハスケルBOE外部理事発言
23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

11月24日(水曜日)
00:00 GBP ベイリーBOE総裁、カンリフBOE副総裁発言
02:30 EUR マクルーフ・アイルランド中銀総裁発言
03:00 USD 米7年債入札
03:00 CAD ポードリBOC副総裁発言
03:40 EUR デギントスECB副総裁発言
07:15 AUD ブロックRBA総裁補佐発言
10:00 NZD RBNZ理事会・政策金利・声明文発表
11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオフ リスクオフ
ドル円 上昇 レンジ 底堅い
ユーロドル 下落 下落 下落
ポンド円 レンジ 上昇 上昇
ゴールド 上昇 レンジ 上値重い
ダウ 上昇トレンド 上昇 上値重い

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

1)製造業・サービス業・総合PMI

ポイント!


欧米英の景気見通しは

  • フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国の製造業・サービス業・総合PMIに注目!

23日 17:15 フランス製造業・サービス業・総合PMI
23日 17:30 ドイツ製造業・サービス業・総合PMI
23日 18:00 ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI
23日 18:30 英国製造業・サービス業・総合PMI
23日 23:45 米国製造業・サービス業・総合PMI

ポンドマン
PMIは先行きの見通しが不透明なときや、政策の転換点などで注目されやすい指標!
PMI(購買担当者景気PMIとは
企業仕入れ担当者など景気に敏感な担当者に今後の景況感をアンケート方式で集計して指数化した指標です。
製造業やサービス業など業種別ごとや、全体を表す総合などが発表されます。
指数は「50」を中心に数字が上回ると景気が改善、数字が下回ると景気が悪化すると感じている企業が多いことになります。
PMIは今後の景況感を指数化したものなので、景気の転換点などで注目されることが多い指標です。
PMIはIHSマークイット社や米ISMが発表するのもが有名です。

本日はフランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国で製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。
多くの国で燃料価格や物価の上昇による消費の低下が懸念されており、半導体をはじめ供給不足から製造業への悪影響も懸念されている状況です。
欧州ではコロナ感染拡大によるロックダウンの再開など、景況感に悪影響が出るのではないかという状況です。

各国で悪材料が多い状況で、今回のPMI発表は速報値なので予想と結果が大きくブレる可能性があり、大きな値動きに繋がる可能性があるので注目しておきましょう!

2)要人発言

ポイント!


英中銀(BOE)の利上げの可能性は?

  • 英中銀(BOE)MPCメンバーの発言に注目!

20:00 ハスケルBOE外部理事
00:00 ベイリーBOE総裁
00:00 カンリフBOE副総裁

ポンドマン
利上げ期待が少しづつ高まり、ジリジリとポンドが上昇してきてる!

先日の英中銀(BOE)金融政策発表で予想外の据え置きが発表されました。
利上げに投票したのはラムズデンBOE副総裁とソーンダースBOE外部理事です。

先週は雇用統計や物価指標からは利上げには十分な結果が出てきています。
ベイリーBOE総裁、カンリフBOE副総裁、ハスケルBOE外部理から利上げに前向きな発言が出てくれば、12月の利上げ期待が高まりポンド買いに繋がるのではないかと注目しています。

3)RBNZ理事会

ポイント!

利上げはあるのか?
来年の利上げ回数は?

  • 政策発表に注目!
  • 声明文・記者会見に注目!

24日10:00 RBNZ理事会・金融政策・声明文発表
24日11:00 オアRBNZ総裁記者会見

注目度 高い
織り込み度 7割利上げを織り込み済み
バイアス 特になし

ポイント:利上げ幅と来年の利上げ回数

RBNZ(ニュージーランド準備銀行)は10月6日の理事会で利上げを発表し、コロナ後の世界的緩和政策から一早く利上げに踏み切りました。
そのRBNZは先週2年先期待インフレを目標2%に対して大きく上回る2.96%を発表し、利上げ期待が高まる結果となっています。
今回の理事会で追加利上げをするのか注目です

また、来年の利上げ期待について声明文や記者会見でヒント探しも注目ポイントで、
来年の利上げ期待→  NZドルの買いに繋がるのではないか
据え置きだった場合→
 大きな下落に繋がる
のではないかと考えています!

4)リスク要因

ポイント!

現在のリスク要因は?

  • 米議会
  • 欧州vsベラルーシ・ロシア
  • 欧州vs英国
  • コロナ感染拡大リスク
  • トルコリラ

昨日、次期FRB議長にパウエルFRB議長が再任指名を受けたことで、米国の不透明材料が一つ解消されました。
ただ、まだまだリスク要因は多数潜んでいるので、把握しておきましょう。

ポンドマン
リスク要因を把握して、長引く要因なのか短期的なのかを判断できるようにしておこう!

米議会

議会での採決に注目

昨日、バイデン大統領は次期FRB議長にパウエルFRB議長を指名、次期FRB副議長にブレイナードFRB理事を指名しました。
マーケットは超ハト派のブレイナードFRB理事の可能性も考えていたので、指名後は金利が上昇、ドル買いで反応しました。
ただ、指名されただけで、これから米議会の承認が必要です。
事前にコンセンサスをとっているとは思いますが、議会で承認に難色が示されるようであれば金利は低下、ドル売りが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

また、米議会は大規模予算案の採決や、債務上限引き上げの採決などが残っています

週末には感謝祭でお休みということを考えると、時期FRB議長の採決を優先させた場合、予算案や債務上限の採決が遅れて、再度債務上限や予算の期限切れが懸念される展開となりリスクオフが進みそうです。

 

欧州vsベラルーシ・ロシア

天然ガスに注目

欧州は電力不足で火力発電に頼らざるを得ない状況ですが、環境問題を考えて石炭や原油を使いづらい状況です。
そこで天然ガスを使うのですが、天然ガスが足りない状況で、天然ガス価格が高騰しています。

この状況で欧州と、ロシアやベラルーシが対立しています。
ベラルーシは、移民・難民を盾に制裁解除を求めており、更には自国を通るガスパイプラインを止める可能性にも触れています。

また欧州はロシアからドイツに入るパイプライン「ノルドストリーム2」の承認作業を止める制裁を発表しています。

ポンドマン
欧州のリスク要因がどんどん増えていくね💦

この状況が長く続くようであれば、天然ガス価格高騰が続き、経済や物価、ライフラインに大きく影響が出てくるのではないかと思います。
欧州、ベラルーシ、ロシアに関するヘッドラインに注目です。

英国vs欧州

北アイルランド議定書・英仏漁業権問題

ポンドマン
2016年6月に国民投票で離脱を決定し、2020年12月31日をもって英国はEUから離脱しましたが、英国と欧州では離脱に関する協議が未だに続いています!
離脱に関する協議をまとめたものの、北アイルランド(英国領)アイルランド(EU加盟国)の国境に関する取り決めをまとめた北アイルランド議定書の改定について対立しています!
北アイルランド議定書に関する報道で、
解決に向かえば ポンド買い
決裂に関するような報道であれば ポンド売り
ヘッドラインに注目です。

コロナ感染拡大リスク

ロックダウンなど規制に注目

欧州や英国、米国、中国などコロナ感染が再拡大しています。
なかでも中国は来年2月の北京五輪を開催するため、コロナの封じ込めのために大規模なロックダウンを行っています。
中国がロックダウンで経済低下となるとオセアニアなどに影響し、サプライチェーンとして各国の供給不足にも繋がり大きく影響します。

欧州でもコロナ感染は拡大しており、ドイツはロックダウンを匂わせる状況、オーストリアはロックダウンを発表するなど、経済後退が懸念される状況です。
外出規制や移動規制が再開されると、経済活動の低下や景気悪化に繋がりリスクオフに繋がります。

ロックダウンを検討するような感染拡大が広がらないか注目!
トルコリラ

トルコは先週利下げして、トルコリラ安が進み最安値の更新を継続しています
そして、まだ利下げの可能性が残っている為、ジリジリとリラ安が進んでいます。

このままジリジリとリラ安が進むと、どこかのタイミングで堰を切ったように大きく下落、トルコリラクラッシュの再来も考えられます。
トルコがデフォルトすると、トルコ国債多く抱えている欧州の銀行に影響して連鎖倒産が懸念され、ユーロの重しになるので注目しています。

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:米製造業・サービス業・総合PMI

ポンドマン
パウエルFRB議長が再任指名されたことで115円チャレンジの可能性が出てきたなぁ!

基本は買い目線です。
パウエルFRB議長が再任指名されたことで利上げの前倒しに期待が集まり米金利は上昇、ドル買いが進むと考えています。
本日発表の米国の製造業・サービス業・総合PMIが予想を上回る結果、もしくは予想通りの結果だった場合はドル買いが進むのではないかと思っています。
115円にはオプションが溜まっているようですが、パウエルFRB議長が再任指名されるという大きな要因があるので、115円をチャレンジする可能性があるのではないかと考えています。

ユーロドル

売り目線2日〜1週間程度の目線

ポイント:製造業・サービス業・総合PMI

ポンドマン
欧州の景況感がどこまで悪化しているか注目だね!

ユーロドルは売り目線です。
欧州はコロナ感染拡大が拡大し、ロックダウンが懸念される状況です。
欧州の一部ではデモに発展し、一部では暴徒化しているところもあるようです。
コロナの感染拡大だけではなく、他にも地政学リスクが多数あるのでユーロは重いと考えています。
※欧州地政学リスクは上記を参照

また、強い米ドルもユーロドル下落の要因となっています。
フランス・ドイツ・ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMIが弱い結果とならないか、米国の製造業・サービス業・総合PMI強い結果とならないかに注目です。

ポンド円

買い目線。(2日〜1週間程度の目線)

ポンドは買い目線で見ています。
12月の利上げ期待が少しづつ高まってきているころから、ポンドはジリジリと上昇してきています。
本日も3名の英中銀(BOE)MPCメンバーの発言からタカ派、利上げに前向きな発言が出てくるとポンドは上昇するのではないかと考えています。

また、英国の製造業・サービス業・総合PMIにも注目!
予想を上回る結果が出てきた場合もポンド買いが進む可能性があります。
予想を下回る結果が出てきた場合は、どのくらいポンドが下落するのかに注目。
下げ幅が限定的だった場合は、ポンドに上昇圧力がかかっていると考えて押し目買いしたいと思います。

ゴールド

ゴールド売り目線(2日〜1週間程度の目線)

ポイント:米ドルと米金利

ポンドマン
昨日の時期FRB議長の指名で、マーケットの様相が一変したよね!?
昨日、次期FRB議長にパウエルFRB議長が再任指名されたことで米金利は上昇、米ドルも買われたことでゴールドは下落。
下落の要因は下記の米金利との相関で、金利が上昇したことによるゴールド売り。
また、金の取引に米ドルが用いられるのですが、米ドルが買われドル高となったことで割高になったことから買われにくくなったと考えられます。
本日も、この流れが継続するのではないかと考え、ゴールドの上値は重いままだと予想しています。

ゴールドの相関性

米金利

金利上昇→ゴールド売り

金利低下→ゴールド買い

リスクオン・オフ相場

リスクオン相場→ゴールド売り

リスクオフ相場→ゴールド買い

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