【8月30〜9月3日週間分析】雇用統計週!アフガニスタン問題の激化も予想され波乱の1週間になりそうです!

みなさん、お疲れ様です!
この記事では、先週の相場分析と来週の相場のポイントをファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの来週のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

なにか疑問点や質問等がありましたら、無料で入れる「Poundman Trade Information」にて聞いて頂ければお答えします!

先週の相場まとめ

ポンドマン
リスクオフを背景にゴールドロング大勝利の週末でした!!
先週のポイント

・ジャクソンホール・シンポジウム
・FOMCメンバーによるタカ発言
・アフガニスタン問題
・豪州のZeroコロナからWithコロナに方針転

注目されていたジャクソンホール・シンポジウムでは、パウエルFRB議長から年内のテーパリング開始が示唆されましたね!
また、パウエルFRB議長のスピーチの前には複数のFOMCメンバーから、かなりのタカ発言が続々と出てきたことで年内テーパリングの期待がかなり高まってきています。

先々週からマーケットの中心となっているアフガニスタン問題では、先週前半は一旦落ち着きを取り戻してきていましたが、週後半にかけて自爆テロが起きるなど再度リスクオフが進んでいます。
週末のマーケットクローズ後には、米国の報復攻撃が行われ、無人ドローンによるタリバン幹部への攻撃が報じられています
この攻撃が週明けのマーケットに窓開けするのか、来週のアフガニスタン問題に影響するのか注目です。

また、先週前半のリスクオフ後退には豪州の方針転換も影響していました。
豪州は今までZeroコロナ(コロナ感染者数ゼロを目指す)の方針からロックダウンを行っていましたが、Withコロナ(コロナとの共生)に方針転換し、一部では規制緩和に動いたことから経済回復期待に繋がっています。

来週の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(~1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオフ リスクオフ リスクオフ
ドル円 レンジ レンジ 底堅い
ユーロドル 下落 下落 上値重い
ポンド円 上昇 レンジ 上昇
ゴールド レンジ 上昇 上昇
ダウ 上昇トレンド 上昇 上昇

先週からアフガニスタン問題が長引きそうなことからゴールドの目線を上昇に転換しています。
それでは、今週のポイントについてみていきましょう!

今週のファンダメンタルズ注目点

今週の注目指標

8月31日(火曜日)
10:00 CNY 中国製造業・非製造業PMI
16:55 EUR ドイツ失業率
18:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁発言
21:30 CAD カナダ四半期GDP

9月1日(水曜日)
10:30 AUD 豪四半期GDP
10:45 CNY 財新製造業PMI
21:00 EUR バイトマン・ドイツ連銀総裁発言
21:15 USD ADP雇用統計
23:00 USD ISM製造業景況指数
23:30 USD 原油在庫量

9月2日(木曜日)
01:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
21:30 USD 米新規失業保険申請件数・貿易収支

9月3日(金曜日)
10:30 AUD 豪小売売上高
10:45 CNY 財新サービス業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給
23:00 USD ISM非製造業景況指数

7月4日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

注目ポイント!

1)雇用統計

9月1日21:15 ADP雇用統計
9月3日21:30 NFP雇用統計

ポイント!

新規雇用者数が予想を上回ることができるのか!?
雇用結果を受けて金利は上昇するのか!?

  • 給付金の終了で雇用者数が増えるのではないかと期待
  • デルタ株の感染拡大や新学期待ち親世代による雇用減が懸念
  • 雇用統計の結果を受けテーパリング期待が高まれば金利上昇

2)アフガニスタン問題

ポイント!

自爆テロなどタリバンやIS(イスラム国)など過激化!?
周辺国の地政学問題!

  • 自爆テロなどが行動が過激化
  • 米軍などによるタリバンへの攻撃
  • バイデン大統領の支持率低下と米国の信頼低下
  • 避難民と難民問題

3)経済指標

ポイント!

各国の景況感に注目!

  • コロナからの景気回復で先行した中国がピークアウト!?
  • 欧米の景況感は!?
  • カナダや豪州の四半期GDPに注目!

1)雇用統計

9月1日21:15 ADP雇用統計
9月3日21:30 NFP雇用統計

ポイント!

新規雇用者数が予想を上回ることができるのか!?
雇用結果を受けて金利は上昇するのか!?

  • 給付金の終了で雇用者数が増えるのではないかと期待
  • デルタ株の感染拡大や新学期待ち親世代による雇用減が懸念
  • 雇用統計の結果を受けテーパリング期待が高まれば金利上昇

ジャクソンホール・シンポジウムでパウエルFRB議長のスピーチから年内のテーパリング開始が示唆されました。
その他の複数のFOMCメンバーからかなり強めのタカ派発言も出てきています。
このことから雇用統計の結果が良ければテーパリング期待が高まるのではないか、強い雇用統計が出てくればテーパリングが前倒しされるのではないかと、雇用統計の結果に注目が集まっています。

ADP雇用統計(予想:63.8万人)


非農業部門雇用統計(NFP)(予想:72.8万人)

21

失業率(予想:5.2%)

ADP雇用統計よりも非農業部門雇用統計の数字が重要です。
非農業部門雇用統計で市場予想にバラツキがあり、最大値では102万人予想、最小値では50万人予想とでています!
結果が最大値以上や最小値以下になるとサプライズとなり、値動きは大きくなる可能性があるので注目しておきましょう!

2)アフガニスタン問題

ポイント!

自爆テロなどタリバンやIS(イスラム国)など過激化!?
周辺国の地政学問題!

  • 自爆テロなどが行動が過激化
  • 米軍などによるタリバンへの攻撃
  • バイデン大統領の支持率低下と米国の信頼低下
  • 避難民と難民問題

アフガニスタン問題は今週もマーケットの関心事とると思っています!
リスクオフが進むのか、後退するのかによってマーケットは左右されると思います!

ポイントは大きく分けて2つあります!

  1. 自爆テロや武力衝突などの直接的な被害
  2. 政治的問題や難民問題などの地政学リスク

直接的な被害ではリスクオフがイッキに進み、一時するとリスクオフは後退しやすい傾向が強いです!

直接的な被害で予想される事

・自爆テロ
・タリバンによる虐殺
・米軍など避難を支援している軍への攻撃
・在留職員などへの攻撃
・米軍などによるタリバンへの攻撃

 

地政学リスクは問題になるとリスクオフが長く継続する可能性があるので、今後のために注目しておきたいですね!

ポイント

・バイデン大統領の支持率低下→今後の選挙に影響(中間選挙)、予算問題など政権運営に支障出てくる
・米国の単独選考が問題視され、海外からの信頼低下→今後の米国外交問題に影響
・在留職員の避難や米国に協力してくれたアフガニスタン人などの避難をどうするのか!?→米国は自国民すら放置している。英国や豪州は積極的に救出作戦を行っている。(日本はほとんど何もできていないがマーケット的には影響ないかも...)
・難民が50万人以上出てくることが懸念されている→難民がどこへ向かうのか、西側へ向かえば難民問題が再燃する

アフガニスタン問題は今後へ様々な影響が予想されます!
まだキャッチアップしてない人はおさらいしておきましょう!

3)経済指標

ポイント!

各国の景況感に注目!

  • コロナからの景気回復で先行した中国がピークアウト!?
  • 欧米の景況感は!?
  • カナダや豪州の四半期GDPに注目!

今週は月初めの週として雇用統計以外にも重要指標があり注目しています。
景況感指標ではISMや財新、PMI改定値などに注目、またカナダや豪州では四半期GDPが発表されるので注目しています!

景況感はこれから先の見通しを指数化したものなので、景気の転換点で注目されます。
コロナから経済が回復してきている現在、回復が終わり再度景気後退に転じないか注視しておきましょう!

財新製造業PMI・中国製造業・非製造業PMI


中国の景況感を確認する指標です。
中国はコロナからいち早く経済回復してきた国で、資源消費国としても影響が大きく、中国経済の後退は世界的に影響します。
景況感が予想を下回り、前回値を下回ってくるようであれば、景気のピークアウトとして懸念され、株価の下落資源価格の下落に繋がり、経済的につながりの深いユーロ圏やオセアニアの経済に懸念が広がります。

ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数
米国の製造業やサービス業に関する景況感を確認する指標です。
米国では経済回復がピークアウトしているのではないかと懸念されています。
これからテーパリングしていこうと期待が高まってきているときに、経済の回復がピークアウトすると引き締めに動きづらくなります。
前回値を大きく下回らない程度に結果が鳴っていれば大きな問題にはならないと思います。
予想を大きく上回れば、テーパリング期待の追い風になると思われます!

豪州四半期GDP


豪州ではコロナによりロックダウンしていたことや、中国からの締め付けで経済的に苦しい状況でした・・・
その状況でも前期比0.5%予想が出てきています。
予想通りもしくは、予想を上回る結果が出てくれば、先週からロックダウンなど規制緩和に動き出した豪州経済の底堅さを確認することとなり、引き締め期待に繋がるのではないかと思います。

カナダ四半期GDP


カナダではワクチン接種が進み、経済活動は正常化に向かっています。
ただ、その状況にもかかわらずカナダドルは上値が重くなっていることを考えると、予想を下回る結果が出てきたときのほうが敏感に反応しそうで注目です。

 

来週の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

スタンス:買い目線

ポイント
・雇用統計
・ISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数

リスクオフが進めばドル円が下落する可能性はありますが、リスクオフでドル買い・円買いと両通貨ともに買われることを考えるとドル円は底堅く推移すると思われます。
注目は米金利で、米金利が上昇するとドル買いが進み、ドル円が上昇すると思います。
金利上昇のポイントはテーパリング期待で、雇用統計初めISMなど経済指標で好結果が出てくると金利が上昇すると考えています。

ユーロドル

スタンス:売り目線

ポイント
・ドイツ選挙
・アフガニスタン問題
・中国指標の悪化

中国と経済的につながりの深いユーロ圏は、中国経済が悪化しているとユーロ圏の株価も重くなります。
今週発表の中国指標が弱いとユーロの頭を抑えるのではないかと見ています。
また、難民問題などアフガニスタンの問題も今後のユーロ圏の問題につながるとみており、ユーロは売り目線で考えています。

ただ、地政学リスクの高まりでフラン高が進んでいることから、スイスの中央銀行によるユーロ買いフラン売り介入が気になります。一時的なユーロ買いには注意しながら、ユーロを売っていきたいと思います。

また、米金利上昇によるドル買いにも注目です。ドル買い要因はドル円同様です。

ポンド円

スタンス:様子見

ポンド単体での要因は少なく、方向感がつかめない状況です。
クロス円の動きに影響され、リスクオフが進めばポンド円下落、リスクオンがススメがポンド円上昇といった具合になるのではないかと考えています。

英国、ポンドで気を付けておきたいのは、欧州との国境問題で、アイルランド国境問題は未解決です。
欧州が英国に対し制裁関税など実力行使に出ることもあるので注意しておきたいと思います。
国境問題に関するヘッドラインが出てくるとポンド売りが出る可能性があります。

ゴールド

スタンス:買い目線

地政学リスクによるゴールド買いは根強い

買い要因
・リスクオフ相場で安全資産としての金購入

売り要因
・中国指標の悪化で景気ピークアウト懸念
・米金利上昇

今まではマーケット全体がリスクオンに向かうとゴールドは売られることが多かったが、株式市場や債券市場、為替市場がリスクオフ後退局面でも金だけは根強く買われる場合があります。
アフガニスタンの問題が報道されている間は最後まで安全資産としてゴールドが買われる可能性があるので、当面は買い目線で行きたいと考えています。

今Hotな通貨!!

豪ドルが転換するか!?

今まで豪ドルは売り目線で考えていましたが、豪ドル買いに転じるのではないかと注目しています。

買い要因
・ZeroコロナからWithコロナに方針転換
・IMM通貨先物ポジションで売りポジションが溜まりすぎている
・四半期GDPが底堅かった場合、経済回復期待が高まる

売り要因
・中国経済
・リスクオフ

Zeroコロナを目指しロックダウンを続けていた豪州が、Withコロナに方針転換したことで景気回復期待が高まる。
四半期GDPで底堅い経済が確認できると、Withコロナに方針転換したことでさらに景気回復期待が高まり、引き締め期待も同時に高まり豪ドル買いが出てくる。

中国経済やリスクオフの豪ドル売りの可能性はあるが、反応は一時的であったり、今までの豪ドル売りで織り込み済みの可能性が高い。
リスクオフが進みゴールドの価格が上昇するようであれば、金の埋蔵量1位の豪州にとっては追い風になる。

このようなことを考えると、そろそろ豪ドル買い戦略に転換点になると注目している。
今まで売られてきただけに、大きな上昇をとるチャンスではないかと注目しています。

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