みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズとテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!
昨日は東京市場が休場、マーケットは夏休みシーズン入りで取引量が低下する閑散相場。
さらに先週末の予想を上回る結果だった雇用統計で、FRBの引き締め期待が高まり金利は上昇、金価格は下落。
金価格の下落は節目を割り込み、ストップをつけて下落、ただでさえ取引量の少ないオセアニア市場に閑散相場がかさなり、売りが売りを呼ぶフラッシュクラッシュを引き起こしました。
※以前起きたフラッシュクラッシュは2019年1月2日の為替市場、こちらも正月で取引量の少ない午前に起きました。
金相場以外は、取引量が低下していることから方向感が出ず、休場の東京市場だけでなく欧米市場でも小動きの展開が続きました。
本日の相場見通し
まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。
項目 | 長期(~1カ月) | 中期(~1週間) | 短期(~1日) |
相場全体 | リスクオン | リスクオン | リスクオン |
ドル円 | 上昇 | レンジ | レンジ |
ユーロドル | 下落 | 下落 | 下落 |
ポンド円 | 上昇 | レンジ | 上昇 |
ゴールド | 下落 | レンジ | 上昇 |
ダウ | 上昇トレンド | 上昇 | レンジ |
それでは、本日のポイントについてみていきましょう!
本日のファンダメンタルズ注目点
1)リスク要因+閑散相場
昨日は東京市場が休場、夏休みシーズンで薄商い、取引量の少ないオセアニア市場と、取引量が低下する条件が揃ったところに金売りの要因が出てきて、マーケットが意識する節目を割ったことから、金相場がフラッシュクラッシュ、金価格が一時4%急落しました。
本日は東京市場が連休明けで戻ってきますが、それでも夏休みシーズンで取引量は低下している状況は変わりません。
金相場のように、他のマーケット(通貨等)でもフラッシュクラッシュの可能性・懸念があるので、ポジション調整やリスク管理には注意したいと思います。
また、フラッシュクラッシュのキッカケとなる要因として、リスク要因に注目しています。
本日は経済指標がいくつか発表されますが、重要なものは少なく、リスク要因がマーケットを主導するのではないかと見ていて、注目しているリスク要因は以下の点です。
・米中リスク
・米国債務上限
・中東リスク
・リラ安リスク
・コロナ感染者数の増加による規制
リスク要因に変化がない場合は、閑散相場で小動き、取引チャンスが無いと考えています。
取引チャンスを探す意味も併せて、リスク要因に関するヘッドライン、株価指数、VIX指数などに注目しておきたいと思います。
2)米金利
金利の動向を確認しながら、方向性を見極めていきたいと思います。
マーケットの注目はFRBの引締めタイミングに集まっており、FRBの引き締め期待は米金利に表れやすいので注目しています。
- 金利が上昇すると・・・
米ドルは買われ、金価格は下落、株価は下落しやすくなる - 金利が低下すると・・・
米ドルは売られ、金価格は上昇、株価は上昇しやすくなる
本日、金利が動きそうな要因としてはリスク要因と3年債入札、要人発言の3点です。
上記のリスク要因により、リスクオフが進むと金利は低下します。
金利が低下すると米ドル⬇️、ゴールド⬆️、株価⬆️の様な値動きになります。
※米国債務上限に関しては上限の引き上げが成立すると金利が上昇する可能性があります。
3年債の入札は、入札結果が好調であれば金利は低下、入札結果が低調に終われば金利は上昇します。
要人発言に関しては引き締めに関して前向きな発言が出てくると、引き締め期待から金利が上昇する可能性があります。
本日の注目経済指標
8月10日(火曜日)
15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数
23:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
8月11日(水曜日)
02:00 USD 米3年債入札
09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数
本日の通貨毎の分析
本日も各通貨ペア毎に見ていきます!
ドル円
基本は買い目線。
基本は買い目線だが小動きとなりそう。
リスク要因によるリスクオフ発生や金利が低下するとドル売りが進む可能性があるので気を付けておきたい。
押し目が来るまでは待ち!!
110円付近では、ロング軽くつみます!
ユーロドル
基本は売り目線。
欧州時間に入るとノルウェーやドイツ、ユーロ圏で経済指標が発表されます。
重要度はそこまで高くないが、他に材料がない事から指標結果に反応する可能性があります。
経済指標の結果が良いと売られてきたユーロが調整上昇する可能性があるので、ユーロが上昇したところを売っていきたいと思います。
まだまだ落ち足りない印象!ずっと反発していた抵抗帯を下に抜けたことから、もう一段下までは到達すると見ています。
ただ短期で一気に落ちたのでもう少しこの辺をうろうろして、押し目を作ってナイアガラの滝という印象。
引き続き下目線で売り場を探って行きます。
ポンド円
ポンドは買い目線。
英中銀の利上げ期待が高まりポンドは買われやすくなっています。
ただ、いくつか懸念材料があるので注意しておきたいと思います。
・コロナ感染者数の増加による規制の再開
・ボリス政権の政権不安
ポンド円は昨日の記事通り、買いポジションを持っています。
どんなに落ちても152.2までだと思っているので、そこまでは買いでいきます。
そこを割ったら一旦目線フラットで損切りまします!
ゴールド
ゴールドは売り目線。
昨日の大きな下落で、買い戻しの動きがまだ残っているようなので、一時的に上昇すると思います。
上昇したところを売っていきたいと思います。
金利と相関性が高くなっているので、金利の動きを確認しながら、上昇したところを売っていきたいと思います。
・金利上昇=ゴールド売り
・金利低下=ゴールド買い
昨日の影響でボラティリティーがバグってますが、止まるところでは止まっている印象です
戻り売りポイントとしては、
①1747〜1750
②1757〜1760
とにかくボラが大きすぎてやりにくい印象!少しロットを抑えて波に乗るくらいの感覚で行きます!
今Hotな通貨!!
閑散相場
夏休みシーズンで閑散相場となっており、昨日の金相場のようにフラッシュクラッシュが起きる可能性や、流動性が低下していることで約定しない、流動性の低下からスプレッドが拡大しているなど、取引にリスクが伴います。
通常よりもロットを抑えるなどしてリスク管理はしておきたいと思います。
最後に1つお願いしたい事があります・・・。
毎日相場の分析記事を書いています!1記事書くのに大体2〜4時間かかります。。
結構頑張って書いている記事で内容には絶大なる自信があります。
なので、見た方は【いいね】と【リツイート】をしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!
今のところ反応がよかったら毎日続けて行こうかなと思っています!
どうかよろしくお願い致します🙇♀️
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