国内FX業者の口座をお持ちの方なら分かると思いますが、「XMはスプレッドが広い」と感じるはずです。しかし、なぜ広いか皆さんご存知でしょうか?
「理由は分からないな…」と思ったそこのアナタ。この記事では、XMのスプレッドが広い理由を国内FX業者と比較しながら解説していきます!
- XMのスプレッドが広い理由を知りたい!
- ホントに国内業者と比べて、スプレッドが広いのか知りたい!
- スプレッドが広くなるタイミングを知りたい!
スプレッドとは?
スプレッドとは、買値と売値の間に生じる価格差の事です。単位は「pips」を使用し、「1pips=0.01円」で換算します。
↓
スプレッド:0.10円=10pips
結論:XMのスプレッドは国内業者と比較して、広いのか?狭いのか?
結論から先に言いますと、国内FX業者と比較して「XMのスプレッドは広い」と言えます。理由は次の見出しから、国内業者の中で一番スプレッドが狭い「SBI FX トレード」と比較しながら解説していきます。
XM vs SBI FXトレードのスプレッド比較
スプレッドの比較を、XMと国内FX業者でスプレッドが一番狭いSBI FXトレードで検証してみましょう。比較する通貨ペアは、2グループにしています。
- メジャー通貨
- マイナー通貨
比較して分かるのは、圧倒的にSBI FXトレードの方がスプレッドが低いという事です。
表の値は、すべて「平均スプレッド」にしています。理由は、スプレッドが状況によって刻々と変動するため、最低値で比較しようとするとバラつきが目立ってしまうからです。
メジャー通貨対決
メジャー通貨とは、基軸通貨のドル(USD)が絡んでいる通貨ペアを指します。メジャー通貨には、以下の特徴があります。
- 取引量が多くスプレッドが狭い
- 通貨ペアに関する情報が手に入りやすい
つまりメジャー通貨は、FX初心者にとって取引しやすいオススメの通貨ペアグループと言えます。
通貨ペア | XM | SBI FXトレード |
EURUSD | 1.7pips | 0.38pips |
USDJPY | 1.6pips | 0.17pips |
GBPUSD | 2.4pips | 0.89pips |
USDCHF | 2.1pips | 1.49pips |
USDCAD | 2.2pips | 1.49pips |
AUDUSD | 1.9pips | 0.89pips |
NZDUSD | 2.7pips | 1.49pips |
マイナー通貨対決
マイナー通貨とは、基軸通貨のドル(USD)が絡んでいない通貨ペアを指します。マイナー通貨には、以下の特徴があります。
- メジャー通貨より取引量が少なく、スプレッドも広い
- 円(JPY)が絡んだ通貨ペアが多い
つまりマイナー通貨は、FX中級者向けの通貨ペアと言えます。マイナー通貨と聞いたら、「円(JPY)と他の通貨のペアだな」と想像しておきましょう。
通貨ペア | XM | SBI FXトレード |
EURJPY | 2.3pips | 0.49pips |
GBPJPY | 3.6pips | 0.99pips |
EURGBP | 2.0pips | 0.99pips |
AUDJPY | 3.3pips | 0.69pips |
CHFJPY | 3.3pips | 1.69pips |
NZDJPY | 3.0pips | 1.19pips |
XM口座タイプによるスプレッドの比較
XMの口座タイプ「スタンダード・マイクロ口座」「ゼロ口座」によっても、スプレッドに違いが生じます。また、「ゼロ口座」では往復で10$の取引手数料がかかります。この手数料は実質pipsに換算すると「1.0pips」になります。それを踏まえて、それぞれの口座タイプのスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スタンダード・マイクロ口座(平均スプレッド) | ゼロ口座(平均スプレッド) | ゼロ口座(平均スプレッド+手数料) |
EURUSD | 1.7pips | 0.1pips | 1.1pips |
USDJPY | 1.6pips | 0.1pips | 1.1pips |
GBPUSD | 2.4pips | 0.3pips | 1.3pips |
USDCHF | 2.1pips | 0.4pips | 1.4pips |
USDCAD | 2.2pips | 0.5pips | 1.5pips |
AUDUSD | 1.9pips | 0.4pips | 1.4pips |
NZDUSD | 2.7pips | 1.0pips | 2.0pips |
表から、「スタンダード・マイクロ口座」「ゼロ口座」それぞれの平均スプレッドを比較すると、「ゼロ口座」の方が狭いです。さらに手数料込みで考えても、「ゼロ口座」の方がトータルコストで有利であることが分かります。
無駄にコストを掛けたくなければ、迷わずに「ゼロ口座」を選択しましょう!
XMのスプレッドが広い理由は?
XMのスプレッドが広い理由は、良質なサービスがたくさんあるからです。豊富なサービスの中で、特筆すべき6つについてまとめてみました。
①ボーナスが豊富
②XMP制度がある
③約定力が高いNDD方式の採用
④ハイレバレッジの採用
⑤ゼロカットシステムの採用
⑥24時間の日本語サポ―ト
①ボーナスが豊富
XMと言ったら「ボーナスが豊富」です。ボーナスは2種類あります。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
「口座開設ボーナス」とは、その名の通り、口座を新規開設した場合に受け取れるボーナスの事です。XMで口座開設した方、全てが対象となります。
「入金ボーナス」とは、入金額に応じて貰えるボーナスの事です。最大で50万円分のボーナスを受け取る事ができます。
②XMP制度がある
XMならではのシステムとして、「XMP制度」があります。XMP制度とはロイヤリティーステータスに応じてXMP(ポイント)を貰う事ができ、好きなタイミングで現金やボーナスに換金する事が出来るシステムです。ロイヤリティーステータスは4種類あり、ステータスが上がる毎に貰えるXMPも増えていきます。
ロイヤリティーステータス | 適用条件 | XMP付与数 |
EXCUTIVE | 初期設定 | 10XMP |
GOLD | 取引日数30日以上~ | 13XMP |
DIAMOND | 取引日数60日以上~ | 16XMP |
ELITE | 取引日数100日以上~ | 20XMP |
③約定力が高いNDD方式の採用
XMでは「NDD方式」を採用しています。「NDD方式」とは、「None Dealing Desk(ノン・ディーリングデスク)」の略で、ユーザーの注文をそのままFX市場へ通す方式の事です。「NDD方式」だと、注文を保留すること無く市場へ出す為、非常に約定力が高いと言えます。
「NDD方式」の反対が「DD方式」で、「Dealing Desk(ノン・ディーリングデスク)」と呼ばれます。「DD方式」はユーザーの注文を一旦FX会社の中で保留し、時間が経ってから別ユーザーの注文と相殺したり、注文がある程度溜まってからFX市場に出したりしますので、約定力が高いとは言えません。
④ハイレバレッジの採用
XMでは、レバレッジが「最大888倍」とハイレバレッジを採用しています。国内FX業者だと、2011年から最大でも「25倍」としており、その差が歴然である事が分かります。
そもそもFXが流行り始めた2000年代に「私、億り人になりました♪」と発言する主婦がニュースで流れました。もちろん、これはハイレバレッジで取引した主婦が「たまたま」上手くいっただけです。しかし、そんな報道を目にした多くの人が「この主婦に続け!」と言わんばかりに、ハイレバFXに手を染めました。結果、多くの人が破産する事態に…。
そんな状況だったので、当時の金融庁も「とりあえず、ハイレバレッジがいけないみたいだから」という理由で、レバレッジを「25倍」に規制しました。しかし、問題の本質はハイレバレッジが「悪」なのではなく、取引量が多すぎるハイポジションが「悪」なのです。当時の金融庁の職員がFXについて詳しくなかったのが、よく分かりますね。
ハイレバレッジのメリットは、口座に入れておく資金が少なくて済みます。つまりハイレバレッジを提供するXMは、ユーザー目線に立っていると言えます。XMではこのままハイレバレッジを提供し続けてもらいたいものですね。
⑤ゼロカットシステムの採用
XMでは「ゼロカットシステムの採用」があります。ゼロカットシステムとは、損失が口座残高をオーバーした場合、マイナス分をチャラにし、口座残高を自動的に「ゼロ」にしてくれるシステムです。
他のFX業者なら、損失が口座残高をオーバーした時点で「追加証拠金」の入金を迫られます。しかしXMでは、ゼロカットシステムのお陰で「追加証拠金」がありません。
FXを長くやっていると、相場が思ってもいない速度で反対に動く「ショック相場」に遭遇する事があります。しかもそんな時に限って、「ショック相場」は寝ている間に起こったりします。「朝起きたら口座残高がマイナスになっていて、多額の追証を請求された…」なんて事態になったら立ち直れません。
ゼロカットシステムは、そんなユーザーの為に用意してくれた「緊急回避システム」とも言えます。
⑥24時間の日本語サポート
XMには「24時間の日本語サポート」があります。何か分からない事があっても、公式サイトへアクセスすれば、チャット形式で質問に回答してくれます。
質問する機会が多くあるのが、「口座凍結」になった場合です。一度「口座凍結」すると、ログインや取引など何も出来なくなります。しかし日本語サポートへ連絡すれば、取引履歴の閲覧希望や、「口座凍結」した場合の対処方法など詳しく教えてくれます。
「丁寧に教えてくれる」と好評なので、分からない事があっても安心してXMを利用できます。
スプレッドが広くなるタイミング3選
スプレッドは常に一定ではなく、状況によっては大きく広がるタイミングがあります。そんなタイミングが、大きく分けて3つあります。
②経済指標の発表前後
③突発的なニュース・政治イベント
①時間帯
スプレッドが広がるタイミングに「時間帯」があります。例えば、以下の時間帯は特に広がりやすいので要注意です。
- 朝6時頃…市場がオープンし始める時間帯
- 深夜2時頃…市場がクローズし始める時間帯
朝6時頃は、市場がオープンし始めたばかりなので、取引量が少ない事からスプレッドが広がります。ですが、時間が経つにつれて徐々に改善していきます。
深夜2時頃になると、今度は市場がクローズしてくるので取引量も少なり、スプレッドも広がります。こちらは、最終的に取引自体も出来なくなります。
逆にスプレッドが狭くなるのは、通貨ペアを発行している国の現地時間が昼になっている時間帯です。つまり、円(JPY)絡みの通貨ペアなら「日本時間:9~15時」、米ドルなら「日本時間:23~5時」が狙い目です。
②経済指標の発表前後
「経済指標の発表前後」でも、スプレッドは広がります。例えば、以下の経済指標は特に広がりやすいので要注意です。
- アメリカ雇用統計
- FOMC金利政策
上記以外にも影響力がある経済指標はありますが、特にこの2つは外せません。
経済指標の発表前は、FX参加者が様子見をして取引をしません。ですので、取引量が増えず、スプレッドも広がります。
経済指標の発表後は、逆に買いor売りのどちらかに注文が傾きやすい為、反対注文が足りずに約定されないケースが続出します。その結果、スプレッドが広がる事になります。
③突発的なニュース・政治イベント
「突発的なニュース・政治イベント」でも、スプレッドは広がります。例えば、以下の様なニュースや政治イベントは要注意です。
- 疫病流行…コロナ禍など
- 戦争…イラク戦争など
- 自然災害…台風・洪水・地震など
- 大統領選挙…ユーロ圏国家やアメリカの大統領選挙など
- その他…イギリスのユーロ離脱など
これらは、基本的に国の安定を揺るがしかねない出来事が中心です。「大統領選挙」などは日程が分かるので対策もしやすいですが、「疫病流行」や「自然災害」は突然やってくるものなので、対策も立て辛く、大損失のキッカケにもなりかねません。できれば、このようなニュースを知った段階で、スグ持っているポジションを全て閉じる様にしましょう。
まとめ
ここまで、XMのスプレッドが広い理由を解説してきました。それぞれまとめると、以下になります。
「メジャー通貨」「マイナー通貨」、共にXMの方がスプレッドが広い
「スタンダード・マイクロ口座」vs「ゼロ口座」で比較した場合、手数料込みでも「ゼロ口座」の方がスプレッドが狭い
①ボーナスが豊富
②XMP制度がある
③約定力が高いNDD方式の採用
④ハイレバレッジの採用
⑤ゼロカットシステムの採用
⑥24時間の日本語サポ―ト
①時間帯…「早朝6時頃」と「深夜2時頃」
②経済指標の発表前後…「アメリカ雇用統計」「FOMC金利政策」などの発表前後
③突発的なニュース・政治イベント…「コロナ禍」「アメリカ大統領選挙」など
XMのスプレッドは広めですが、広めの理由はXMが良質なサービスを提供しようとしている為と捉えることができます。スプレッドの狭さにこだわるのも重要ですが、XMのサービスに魅力を感じるのなら、「スプレッドの広さは必要経費」と、割り切ってみてはどうでしょうか?
どちらを重要視するかは、アナタ次第です!
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