【9月24日】ドイツ総選挙がある為、週末持ち越しに気を付けろ!!

みなさん、おはようございます!
この記事では、為替やゴールドの分析をファンダメンタルズテクニカルの両方の観点から考察をした記事になります。
みなさんの日々のトレードの手掛かりに少しでもなれば嬉しいです!

今週の分析記事をまだ見てない人はまずは週間分析記事から見ていただければと思います!

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昨日の相場まとめ

昨日のポイント

  • 英中銀は据え置きを発表、ポンド買いで反応
  • トルコはややサプライズとなる利下げを発表しトルコリラ売り
  • 中国恒大集団は織り込みが進みリスクオフは後退

英中銀(BOE)金融政策発表で、政策金利・量的緩和ともに据え置きを発表しました。
内訳・内容を読んでいくと、9名いるMPCメンバーのうち2名(ラムスデンBOE副総裁・ソーンダースBOE外部理事)が量的緩和据え置きに反対票を投じていました。
9名の多数決で金融政策が決定する英中銀(BOE)、あと3名が次回の政策決定で引き締めに票を投じるとテーパリングが開始されるので、引き締め期待が高まりポンド買いで反応しています!

ポンドマン
今後、英中銀MPCメンバーの発言が重要になってくるね!

トルコではややサプライズとなる利下げを発表、トルコリラは売られ対ドルでは最安値を記録しています!
インフレが進む中でエルドアン大統領は利下げ圧力をかけていましたが、トルコ中銀はとうとう圧力に負けて利下げしてしまいました。

中国恒大集団に関して、色々な報道が出ています。
中国当局が中国恒大集団にドル建て債券で目先のデフォルト回避を指示
中国当局が中国恒大集団の破綻に備えるよう地方政府に指示
中国当局が中国恒大集団の実質国有化を検討中

国有化を検討しているとの報道と、破綻に備えるようにという報道で内容に不一致が生じています💦
報道内容の信憑性がわかりませんが、マーケットはリスクオフ後退で反応しています・・・

ポンドマン
マーケットは最終的に中国当局が介入し、世界的リスクにはならないだろうと織り込み始めてるみたいだね!

 

リスクオフの要因となっている中国恒大集団のデフォルト懸念は以下の通りです。

✔️中国恒大集団デフォルト懸念
先週、「中国恒大集団」という中国の大手不動産会社が利払いできないと発表があり、中国株は下落。
中国恒大集団のデフォルト懸念は中国の不動産バブルの崩壊に繋がるのではないか?
リーマンショック級のリスクオフが起こるのではないか?とマーケットは注目しています。

本日の注目経済指標

本日の指標

9月24日(金曜日)
17:30 EUR ドイツIFO景況指数
20:50 EUR エルダーソンECB副総裁発言
21:45 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2022年投票権)
22:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言
22:15 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
23:00 USD パウエルFRB議長、クラリダFRB副議長、ボウマンFRB理事発言
23:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言
23:00 USD 米新築住宅販売戸数
23:05 USD ジョージ・カンザスシティ連銀総裁発言(2022年投票権)

9月25日(土曜日)
01:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
22:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

9月26日(日曜日)
ドイツ連邦議会選挙(総選挙)

本日の相場見通し

まずは、長期、中期、短期の方向性を再確認していきます。

項目 長期(1カ月〜3ヶ月) 中期(1週間〜1ヶ月) 短期(~1週間)
相場全体 リスクオン リスクオン リスクオン
ドル円 上昇 レンジ 上昇
ユーロドル 下落 レンジ 下落
ポンド円 上昇 レンジ 上昇
ゴールド 上昇 上昇 上値重い
ダウ 上昇トレンド 上昇 上昇

それでは、本日のポイントについてみていきましょう!

本日のファンダメンタルズ注目点

本日のファンダメンタルズの注目ポイントを総まとめしてきます!

(1)要人発言

ポイント!

今後の金融政策のヒント探し!
中銀の重要視しているポイント探し!

  • FOMCメンバーはブラックアウト期間が明けで注目!
  • 22年投票権を持っているFOMCメンバーは特に注目!
  • 英中銀MPCメンバーの引き締めに関する発言に注目!

詳しい解説はこちら!

(2)ドイツ総選挙

ポイント!

週末の選挙で週明けは窓開けの可能性に注意!

  • どの政党が第1党となり、首相は誰になるのか?
  • 連立交渉がうまくいくのか?

それではここからは、上記の注目ポイントを詳しく解説していきます!

1)要人発言

ポイント!

 

今後の金融政策のヒント探し!
中銀の重要視しているポイント探し!

  • FOMCメンバーはブラックアウト期間が明けで注目!
  • 22年投票権を持っているFOMCメンバーは特に注目!
  • 英中銀MPCメンバーの引き締めに関する発言に注目!

ポンドマン
本日は各国要人発言が多数予定されていて注目しています!

また政策発表後なので政策発表内容や詳細に関して発言が出てくる可能性が高いので注目しましょう!

✔️FOMCメンバー(米要人)
米国は年内テーパリング開始が濃厚となったことで、次の焦点は利上げ時期に移っています。
昨日はFOMCで発表された9月のドットチャートで利上げ期待が進んでいたことで米金利は上昇しています。

  • 利上げ開始は22年なのか?
  • 利上げ開始は23年なのか?

利上げの開始時期に注目が集まっていて、利上げ開始時期の期待感で米金利や米ドルが動きます。
なので、22年の投票権を持つFOMCメンバーの発言がポイントになってきます。
利上げについてどのような考えを持っているかに注目です!

✔️MPCメンバー(英要人)

ポンドマン
英国は、昨日の政策発表で引き締めに2票入ったことで引き締め期待が高まっています!

引締めに投票したのはラムスデンBOE副総裁ソーンダースBOE外部理事の2名です!

MPCメンバー9名のうち2名が引き締めに投票、次回の会合であと3名が引き締めに投票すると引き締めが始まります。
なので、ラムスデンBOE副総裁とソーンダースBOE外部理事以外の発言がポイントになってきます。
残りのMPCメンバーから引き締めに前向きな発言が出てくるたびに引き締め期待が高まり、ポンドは上昇していくことが予想されます。

英国の金融政策委員会
英中銀から総裁・副総裁・主席エコノミストの計5名と、外部理事4名を合わせて9名で金融政策を決定します。
金融政策を決定する会合をMPCと言い、政策を決定するメンバーをMPCメンバーと言います。
MPCでは多数決(投票)で政策を決定します。

2)ドイツ総選挙

ポイント!

週末の選挙で週明けは窓開けの可能性に注意!

  • どの政党が第1党となり、首相は誰になるのか?
  • 連立交渉がうまくいくのか?

ポンドマン
週末、日曜日にドイツ総選挙が実施されます!

月曜午前に開票結果が出てくるのではないかと思われ、月曜窓開けの可能性があるので、本日はポジション調整やリスク管理はしっかりとしておきたいと思います!

ポイントになってくるのは2点!

  • 第1党がどの政党になるのか?
  • 連立交渉がうまくいくのか?

開票作業が始まると出口調査の結果などが出てくると思われ、第1党の予想でマーケットが動く可能性があります。

注意点
※月曜のマーケットオープンは開票作業中だと思われます。
混戦が予想され、結果が出るまで時間があるのではないかと考えています。
※結果が出るのは東京市場を予想

過半数を獲得する政党はないと予想。次は連立交渉になると思われます。
開票作業に入ると、連立についての話(噂)が出てくると思うので、内容によってマーケットが反応しそうです。
※本格的な連立交渉は来週になると思います。

 

ドイツ総選挙(連邦議会選挙)

ドイツでは16年間ドイツをまとめてきたメルケル首相が引退し、後任を誰にするのかを決める選挙が行われます!

ドイツはEU最大の経済国です。
そのドイツの政治方針が変われば、EUにも大きな影響が出てきます。

ポンドマン
今回のドイツ選挙はEUにとっても大事な選挙で、マーケットにも影響を与える可能性があるので注目しています!
注目!!

かなり重要視しているドイツ総選挙のポイントやそもそも選挙がマーケットにどう言う影響を与えるのかと言う事を解説する記事の公開を予定しています!
お楽しみにー!!

本日の通貨毎の分析

本日も各通貨ペア毎に見ていきます!

ドル円

買い目線2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
ル円は110円の呪いから解き放たれるか?

米金利が上昇しており、7月以来の1.4%台に突入しています!
ドル円は7月に一度111円台まで上昇しており、米金利が1.4%台をキープし上昇するようであれば、ドル円は111円をチャレンジする展開があるのではないかと考えています。

ポイントはFOMCメンバーの発言です。
利上げ期待が高まれば、金利が上昇するので発言内容に注目!

ユーロドル

売り目線2日〜1週間程度の目線

ポンドマン
ドイツ選挙前なので取引量に注意!!

 

ドイツ選挙は混乱が予想されているため、売り仕掛けを考えています!
ただ、リスクが高いのでロットは控えめで、リスク管理したうえで取引を考えています。

また、米金利が上昇していることから米ドルが買われる可能性もあるなと思ってます!
ドル円同様にFOMCメンバーの発言で金利上昇に繋がる発言が出てこないか注意しておきましょう!
またECB理事会メンバーの発言もあるので気を付けておきたい。
※ECBメンバーの発言は、極端な発言が出てこないと反応は薄いかも・・

ポンド円

様子見。(2日〜1週間程度の目線)

ポンドマン

投票配分から引き締め期待が高まってるね!

昨日の金融政策発表で引き締めに2票投票されたことで利上げ期待が高まっていて、ポンド買いが進んでいます。
MPCメンバーの発言から引き締め期待が高まるような内容が出てくればポンド買いが進むと考えています。

またリスクオフも後退しており、円安になりやすい状況を考えるとポンド円は上昇しやすいと考えています。

ゴールド

ゴールド売り目線(2日〜1週間程度の目線)

米金利が上昇してゴールドは上値が重い展開。

ポンドマン
要人発言の内容で一喜一憂する展開になりそうかな!?

 

今日は要人発言が多数あるので、発言の内容が出てくるたびに金利が動き、ゴールドもボラティリティが高くなるのではないかと予想しています!
米金利の上昇を考えると、売り回転のほうが良いと考え、上昇したところを売っていこうと思います。米金利の下落には気を付けておきたいと思います。

今Hotな通貨!!

米ドルに注目!

FOMCを消化していく段階で米金利は上昇!
7月以来の米10年債利回りが1.4%台に突入しました。

米金利の上昇はゴールドやオセアニア通貨の上値を抑えることがあります。
米金利がこのまま上昇トレンドに入ると、米金利を中心としたマーケットになる可能性があります。

なので、米金利の動向から目が離せない状況です。

また、来週はドイツの選挙から連立交渉に移り、ユーロに影響が出そうです。

このことを考えると、ユーロドルはレンジを抜けて大きく動く可能性を秘めてるような気がして注目しています。

お願いします!

最後に1つお願いしたい事があります・・・。

毎日相場の分析記事を書いています!1記事書くのに大体2〜4時間かかります。。
結構頑張って書いている記事で内容には絶大なる自信があります。

なので、見た方は【いいね】と【リツイート】をしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!
今のところ反応がよかったら毎日続けて行こうかなと思っています!
どうかよろしくお願い致します🙇‍♀️

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