【スプレッド全調査】本当にAXIORY(アキシオリー)のスプレッドは狭いのか他社と徹底比較!

Axiory使用歴3年の私が、スプレッドや実際の使用感について言及していきます!

AXIORY(アキシオリー)と言えば、「約定力」や「スプレッドの狭さ」で定評のある「cTrader」が使える事で有名です!

しかし、本当にスプレッドは狭いのでしょうか?

もしかしたら、

「『cTrader』が使えるから、スプレッドも絶対狭い!」

と、勝手に私たちが思い込んでしまっているだけかもしれせん。

そこで今回は、AXIORYのスプレッドの調べ方から、他社と比較してスプレッド狭いかどうか等を検証していきます!

この記事で分かること
・AXIORYのスプレッドの調べ方を知りたい!
・AXIORYのスプレッドが他社と比較して狭いのか知りたい!
・AXIORYのスプレッドが狭い理由を知りたい!

スプレッドとは?

そもそもスプレッドとは価格差のこと

スプレッドとは買値と売値の価格差のことで、FXにおいては手数料のようなものです。
このスプレッドが広ければ取引が不利になり利益を出しづらくなります。

FXに関してのスプレッドは、購入時と販売時における通貨ペアごとの差額です。

FX用語のスプレッドがどうやって決まるかを説明した画像

引用元:FX比較.TOKYO

この差が狭ければ狭いほど、FXの取引におけるコスト(出費)が抑えられるというわけです。

知っておきたい!簡単なスプレッドの日本円換算の方法
スプレッド〇〇Pips」って表記良く見かけるけど、実際いくらの取引コストなの?って思われますよね!
まず、スプレッドの日本円換算する方法を解説します。多くの海外FXの1Lotは10万通貨です。その時のスプレッドの計算方法の計算式は以下の式です!

計算式)
取引手数料=○○Pips×○○Lot

計算例)
USDJPY(スプレッド1.5Pips)を1Lot買う時の取引手数料※1Lot=10万通貨
1.5Pips=1.5×0.01円
取引手数料=1.5×0.01円×100000(10万)=1500円

取引手数料の計算方法はこの様になります!

ポンドマン
取引手数料の計算を練習してみよう!
問題
EURJPYのスプレッドが2Pipsだった場合、1Lot売る場合の取引手数料はいくらでしょうか?
取引手数料の計算方法はこの様になります!それでは実際にオールインワン口座とノースプレッド口座のスプレッドについて見ていきましょう!

AXIORY公式サイトでスプレッドを確認する方法

Axiory 公式サイトで現在の通貨ペアのスプレッドを確認することができます!

リアルタイムで変化するので取引したい時間帯に確認してみてください!

ナノスプレッド・テラ口座具体的なスプレッドを表としてまとめておきます。
これらは日本開場後の午前中に計測したものになります。

長年使ったうえで、主要通貨のリアルなスプレッドを掲載していますので是非ご覧ください!

通貨ペア スプレッド幅
USDJPY 0.3pips
EURUSD 0.3pips
GBPUSD 0.5pips
EURJPY 0.5pips
AUDUSD 0.5pips
NZDUSD 0.9pips
EURGBP 0.7pips

 

貴金属・スプレッド スプレッド幅
XAUUSD 1.5pips
XAGUSD 1.2pips
ダウ 4pips
日経 8pips

 

そしてこちらが「ナノスプレッド口座」2021年9月1日 21:15の雇用統計後のスプレッドです。(テラ口座も同様のスプレッド)

公式サイトにはないゴールドやダウなども追加してあります。

特に大きく広がることもなく、安定したスプレッドであることが分かりますね!

 

Axiory の「ナノスプレッド口座」「テラ口座」は取引毎に往復6ドル手数料がかかります。

例えば上記写真のドル円ではスプレッドが5なので、手数料の6ドルを合わせて実質スプレッドが11ということになります。

公式サイトの写真では、ドル円の「スタンダード口座」では1.4pipsなので、
手数料含めても1.1pipsで「ナノスプレッド口座」「テラ口座」は「スタンダード口座」よりお得に取引できるということになります!

AXIORY(アキシオリー) vs XM vs TitanFX でスプレッド比較

指差し棒から「A」「B」「C」と書かれた吹き出しが出ている様子の画像

ここでは、AXIORY(アキシオリー)と他社のスプレッドを比較していきます。

比較する業者と選定理由は、以下の通りです。

FX業者名 選定理由
XM 国内において海外FX業者のシェアNo.1だから
TitanFX 公式サイトで「最挟スプレッド」を公言し、ユーザーからも「スプレッドが狭い」と定評があるから

「XM」は豊富なボーナス、手厚いサポートなどで国内人気No.1の海外FX業者です。

その人気は、国内における海外FX業者の初心者利用者の内、大半がXMユーザーであるというデータもある位です。そのため、海外FX業者の代表として選定しました。

また「TitanFX」は、公式サイトで「最挟スプレッド」を公言しており、ユーザーの間でも「スプレッドが狭い」と定評がある事から選定しました。

ここはTitanFXと同じく、公式サイトで「最挟スプレッド」を公言しているからです。

ポンドマン
最狭を謳ってる取引所は複数あり、それらを比較してるから他の記事もチェックしてみてね!

 

また比較銘柄は、以下の通りです。

比較銘柄
・通貨
・株価指数
・貴金属

※AXIORYは「株価」も取り扱っていますが、他社に取り扱いがないので比較対象から除外

口座タイプ

海外FX業者には口座タイプが主に2種類あり、AXIORY(アキシオリー)を例にすると、以下の特徴があります。

口座タイプ スタンダード系口座 スプレッド特化系口座
AXIORYの口座タイプ名称 スタンダード口座 ナノスプレッド口座
レバレッジ(証拠金により変動) 最大400倍 最大400倍
取引手数料 なし 往復$6(1Lot当たり)
口座通貨 ユーロ、米ドル、円 ユーロ、米ドル、円
ゼロカット あり あり
両建て取引 可能 可能
基本取引数量 1Lot=10万枚 1Lot=10万枚
最低取引数量 0.01Lot(1千枚) 0.01Lot(1千枚)
最大取引数量 1,000Lot(1億枚) 1,000Lot(1億枚)
スプレッド 広い 狭い
取引プラットフォーム ・MT4
・cTrader
・MT4
・cTrader

口座タイプの違いとして、

  • 取引手数料:なし/往復$6(1Lot当たり)
  • スプレッド:広い/狭い

がありますので、スプレッドの比較は「口座タイプ毎」に行います。

また比較するスプレッドは、各社の公式サイトに掲載されているデータを元に行います。

業者によっては、

  • 「平均スプレッド」
  • 「最小スプレッド」

の様に2種類記載している場合がありますが、その場合は「最小スプレッド」を採用して比較します。

通貨のスプレッド比較

「AXIORY(アキシオリー)」「XM」「TitanFX」の通貨スプレッドを比較しました。

それぞれ、各社の「最小スプレッド」(無い場合は「平均スプレッド」)で比較しています。

通貨(スタンダード系口座)のスプレッド
業者名
口座タイプ名
AXIORY
スタンダード口座
XM
スタンダード口座
TitanFX
Zeroスタンダード口座
USD/JPY 1.3pips 1.5pips 1.33pips
EUR/JPY 1.5pips 2.1pips 1.74pips
GBP/JPY 1.7pips 3.2pips 2.45pips
EUR/USD 1.2pips 1.6pips 1.2pips
GBP/USD 1.6pips 2.0pips 1.57pips

 

通貨(スプレッド特化系口座)のスプレッド
業者名
口座タイプ名
AXIORY
ナノ・テラ口座
XM
ゼロ口座
TitanFX
Zeroブレード口座
往復手数料
(pips換算)
$6
(0.6pips)
$10
(1.0pips)
$7
(0.7pips)
USD/JPY 0.3pips
(0.9pips)
0.1pips
(1.1pips)
0.57pips
(1.27pips)
EUR/JPY 0.4pips
(1.0pips)
0.4pips
(1.4pips)
0.74pips
(1.44pips)
GBP/JPY 0.6pips
(1.2pips)
1.2pips
(2.2pips)
1.45pips
(2.15pips)
EUR/USD 0.2pips
(0.8pips)
0.1pips
(1.1pips)
0.2pips
(0.9pips)
GBP/USD 0.4pips
(1.0pips)
0.3pips
(1.3pips)
0.33pips
(1.03pips)

※スプレッド特化系口座の(○○pips)は、往復手数料込みでの取引コスト

という結果になりました。

「AXIORY」は「スタンダード系口座」「スプレッド特化系口座」では共に海外FX業者の中で一番スプレッドが狭い事が分かりました。

ですので、「AXIORYのスプレッドは狭い」という噂はホントの様です。

株価指数のスプレッド比較

「AXIORY(アキシオリー)」「XM」「TitanFX」の株式指数のスプレッドを比較しました。

それぞれ、各社の「最小スプレッド」(無い場合は「平均スプレッド」)で比較しています。

株式指数(スプレッド特化系口座)のスプレッド
業者名
口座タイプ名
AXIORY
ナノ・テラ口座
XM
ゼロ口座
TitanFX
Zeroブレード口座
往復手数料
(pips換算)
$6
(0.6pips)
$10
(1.0pips)
$7
(0.7pips)
NIKKEI
(JP225)
8pips
(8.6pips)
(取扱なし) (記載なし)
DOW
(US30)
4pips
(4.6pips)
(取扱なし) (記載なし)
NSDQ
(US100)
2pips
(2.6pips)
(取扱なし) (記載なし)
SP
(US500)
0.7pips
(1.3pips)
(取扱なし) (記載なし)

※スプレッド特化系口座の(○○pips)は、往復手数料込みでの取引コスト

また「AXIORY」は、「スタンダード系口座」では2位のTitanFXとスプレッド合計で「0.2pips」とそこまで差が無く、海外FX業者の中ではスプレッドが狭い部類である事が分かりました。

「スプレッド特化系口座」では他社に取扱いが無かったので比較できませんでしたが、「スタンダード系口座」よりもスプレッドが狭く、かつ手数料込みでも安かったので、株価指数でも「ナノスプレッド口座」や「テラ口座」の方がスプレッド面では有利と言えます。

ですので、AXIORYのスプレッドは株価指数においても「狭い」という事になります。

ポンドマン
指数はスプレッドの違いは少ないので、レバレッジが高い取引所がオススメ!

貴金属のスプレッド比較

「AXIORY(アキシオリー)」「XM」「TitanFX」の貴金属のスプレッドを比較しました。

それぞれ、各社の「最小スプレッド」(無い場合は「平均スプレッド」)で比較しています。

貴金属(スプレッド特化系口座)のスプレッド
業者名
口座タイプ名
AXIORY
ナノ・テラ口座
XM
ゼロ口座
TitanFX
Zeroブレード口座
往復手数料
(pips換算)
$6
(0.6pips)
$10
(1.0pips)
$7
(0.7pips)
1.3pips
(1.9pips)
2.5pips
(3.5pips)
2.11pips
(2.81pips)
1.1pips
(1.7pips)
2pips
(2.5pips)
2.01pips
(2.71pips)

※スプレッド特化系口座の(○○pips)は、往復手数料込みでの取引コスト

「AXIORY」は、「スタンダード系口座」「スプレッド特化系口座」共にスプレッドが「狭め」というのが分かりました。

貴金属は取引所ごとのスプレッドの差は少ないので、レバレッジを重視した取引所選びをするといいかもしれません!

※注意事項※
Axioryは貴金属のレバレッジが小さく、維持率が少なくなる傾向があるので安全にトレードしたい方や、大きなLotでトレードしたい方は注意してください。

ここまでAXIORYのスプレッドを他社と比較してみましたが、貴金属はスプレッドは「狭い」という事が分かりました。

そのため次からは、AXIORYの「スプレッドが狭い理由」を考えてみました。

AXIORYのスプレッドが狭い理由

AXIORY(アキシオリー)のスプレッドが狭い理由として、3つが考えられます。

Axioryのスプレッド
理由① 世界最大の金融インフラ「エクイニクス社」のインフラ導入
理由② ECN方式の採用
理由③ ボーナスを実施していない

理由① 世界最大の金融インフラ「エクイニクス社」のインフラ導入

AXIORY(アキシオリー)のスプレッドが狭い理由①として、「世界最大の金融インフラ『エクイニクス社』のインフラ導入」をしているからです。

海外FX業者のスプレッドは、基本的に「変動制」を導入している為、時間経過と共に刻々とスプレッドが変化します。

そのスプレッドの変化を狭く抑える為には、FX市場との接続を良くする必要があります。

そこでAXIORYでは、世界最大の金融インフラを持つ「エクイニクス社(EQUINIX社)」のインフラを導入する事でFX市場との接続を良くし、スプレッドを狭くする事に成功しています。

理由② ECN方式の採用

AXIORY(アキシオリー)のスプレッドが狭い理由②として、「ECN方式の採用」をしているからです。

「ECN方式」とは「Electronic Communications Network(エレクトロニック・コミュニケーションズ・ネットワーク):電子通信網」の略で、ECN(電子取引所)と呼ばれるFX取引所にそのままユーザー注文を出して、他のユーザーとマッチングさせる注文方式の事です。

この「ECN方式」の特徴は、全ての注文方式(「DD方式」「STP方式」等)の中で一番スプレッドが狭くなる点です。

しかし、直接FX取引所と繋ぐ為に「手数料がかかる」というデメリットがあります。

AXIORYでは「ナノスプレッド口座」「テラ口座」が「ECN方式」に対応していますので、スプレッドを狭くしたい場合は「ナノスプレッド口座」「テラ口座」を利用しましょう。

理由③ ボーナスをほぼ実施していない

AXIORY(アキシオリー)のスプレッドが狭い理由③として、「ボーナスを実施していない」からです。

「ボーナス」は、何万人もいるユーザーの為に行う事になるので、実施するのに多額のコストがかかります。

つまり「ボーナス」を実施すると、スプレッドを狭くするために必要な投資が減ってしまいます。

ボーナスがあることで有利に立ち回ることができるので、Axioryに関しては他取引所と比べてデメリットに映るかもしれません。
ボーナスがあることによるメリットも大きい場合もあり、「スプレッド重視」か「ボーナス重視」にするかで使用する取引所を選ぶ必要があるともいます。

AXIORYではボーナスにかかるコストをスプレッドが狭くなる方に費やしますので、結果としてスプレッドを狭くする事が可能になるのです。

まとめ

ここまで、AXIORYのスプレッドを他社と比較して狭いかどうか検証してきました。

結果として、「総じてスプレッドが狭い」という事が分かりました。

「ナノスプレッド口座」または「テラ口座」を使う事で、『スプレッド+手数料』といった取引コストをAXIORYでは一番安く済ませる事ができます!

今回は比較をしていませんが、いくつかの通貨は国内業者に引けを取らない狭さがある魅力のある取引所となっています!

さらに約定力に強い「cTrader」も使えますので、もし興味がありましたらAXIORYで口座開設を検討してみましょう♪

ポンドマン
ストップロスの設置場所に制限がない所も地味にGOODポイント!
みんなも是非使ってみてね!
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